Re:11話 ページ12
エレベーター使うと(色々)怖いので階段を超ダッシュで行く。
もちろん異能を使って。梅の方舟と、桜の風の便り(強)で車くらい()のスピード。
60km/hくらい出てんじゃない?w
『逃げろ〜!』スィ〜
「ちょ、逃げんなって何で彼奴あんなスピード出るんだ!?」
A.異能のおかげ
「中也〜頑張れ〜私はエレベーターで行くから」
「手前後で覚えとけよ」
「じゃあ忘れるね」←
「死んどけマジ」
…友達?前そんな仲じゃないとか云ってたけど
真逆…照れ隠し!?←
なーんだ。そう云えばいいのに。(違う)
『あ、着いた』
途端に重力が伸し掛る。
おっも←
息苦しい…
「もう逃げらんねェぞ」
『お………ち………ふ………し…て……』
「あ?」
『お…さむ……兄ちゃ……ん…と……ふ……たり………きり…に……して…?』
なんか絵面が…あ、これ小説だから絵面じゃねぇや。文面や(?)
ごめんメタかった←
なんかこう…私の上に中也がまたがってる感じ。
(^ω^三^ω^)おっおっ意味深((
「どうしたの?Aちゃん」
いつの間にか中也消えてた←
道理で軽いと!
『……こいつ、知ってる?』
「ああ、藍川海叶だね」
情報掴むの早いな。流石幹部。
『此奴の異能は知ってるでしょ?一番最初に記憶が消えるのはお兄ちゃんだと思うんだ』
「どうしてそう思うんだい?」
そこから私は今のあいつの能力の予想とこれからおこるであろうことを話した。
私の予想では記憶は親しいものから。つまりお兄ちゃんから記憶が混濁して閉じ込められる。
記憶は奥底に閉じ込められるだけ…と思いたい。そうでも無いと心が持たなそうな気がするから。
『それが本来の世界なんだけど…今まで築いてきた絆を戻されてしまうのは心が痛いなぁ』
「……何か云ったかい?」
『…何でも無い』
てな感じで情報を渡した。もちろんお兄ちゃんには秘密で。
今のところ記憶の混濁はないらしい。忘れるのも時間の問題だけど。
「A、帰ろう」
『うん。お兄ちゃん』
あと何十回、いやあと何回“お兄ちゃん”と呼ぶ事が赦されるのだろうか。
…一体誰だよあいつ放り込んだ奴。
天界
「シンブンシッ」
一時の休暇を謳歌していた2柱の転生神がいた。
一人は桜花。
もう一人はその友人、陽だった。
「変なくしゃみするよね陽(よう)」
自分の分の珈琲を淹れながら云う桜花。
因みにこの二人、喧嘩してばかりである。
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りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2019年8月16日 1時) (レス) id: bd39a087a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はさき | 作成日時:2019年8月15日 14時