カンチガイ ページ2
わたしは あの時見た光景を忘れない
幼なじみの友達と大好きだった人が隣を歩いてる
いつも一緒に帰っていたのに
わたしはただ 呆然と 2人を見てた
私にはなにがだめだったんだろう
なにがたりなかったんだろう
゛
慧 〇〇〜！今日うちに来ない ？？
私 えっ いく ！てか、毎日行ってるじゃん！
慧 いいの〜〇〇といるのたのしいから！
私 そういう嘘いらない〜
慧 ほんとだもん！！！
゛
゛なんで… ゛
私が一番に思ったこと
わたしばっかりが勘違いしてたの ？
そんな日々がずっと続くと思ってた
あぁ … 忘れ物した …
体操服を忘れて学校に戻る
後ろから誰かに肩を叩かれ後ろを向く
ガラの悪そうな人たち
｢ … ぃ やです 、 ｣
抵抗してたら もっと機嫌が悪くなる
今日はツイてないなって思った
゛ 弱いものいじめダメだぞ 〜 ゛
声が響いて後ろを振り向く
たしか 同じクラスにいた
慧と仲いい子だ
彼はそばに寄ってきて私にこういった
｢ 大丈夫 ？ なわけないよね ｣
って言って太陽のような笑顔でこっちを見る
胸ポケットの名札を見ると有岡と書いてあった
「 あ 、 ありおか くん ありがとう … 」
わたしはそう言って有岡くんと仲良くなった
もう夕方になっていて
あ 、帰らなきゃって思って帰ろうとした瞬間
有岡くんは 手をひっぱった
｢ なんか 〇〇ちゃん 悲しそう 俺が聞いてあげる ｣
そう言って 、一緒に帰りながらも
私の話を聞いてくれた
｢ 、、 そうなんだ ｣
わたしは途中で思い出して泣いてしまった時
ありおかくんは優しく背中を摩ってくれた
気づけば夜になっていた
……To be continued
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作者名：び す こ | 作成日時：2017年6月24日 22時
