＃ ページ35
パチ、
パチ、
パチ、
パチ、
一瞬で破壊された街には、奴の嫌味な拍手の音だけが鳴り響く。
「さすがNo.４！ベストジーニスト！
僕は全員消しとばしたつもりだったんだ！
皆の衣服を操り、瞬時に端へ寄せた！
判断力・技術…並の神経じゃない！」
………やめて。
「…やめて、」
ドッ
鈍い音に顔を上げると、
ベストジーニストが、倒れていた。
「弔とは、性の合わない個性だ。」
「っ、」
No.４でさえもこんな風にされてしまう。
ただの学生に勝てる相手なわけがない。
………私の勝ち目は、０に限りなく近い。
「さあ、さっきの続きだ、藍上A、」
「っ、」
思わず後ずさる。
その時、
バシュ
バシュ
「げええ…」
何事かと周りを見ると、敵たちが私の後ろにいた。
「鏡華っ！」
私は鏡華の元へ駆け寄る。
「また失敗したね弔。でも決してめげてはいけないよ。」
「…大丈夫、」
私は、車椅子をギュッと掴み、鏡華を守る。
死柄木に語りかける奴は、
「全ては君の為にある」
背筋が凍るほど、恐ろしいものでしかなかった。
…私は今、何ができるんだ。
「………やはり………来てるな。」
奴がそう呟くと、
「全て返してもらうぞ！オール・フォー・ワン！！」
………心の何処かで、助けに来てくれるんじゃないかと、思っていた。
「………オール、マイト………」
No.１ヒーロー。
彼が来てくれたおかげで、全身の力が抜けそうになった。
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咲楽 - とても面白いです！続行へんも今から読みます！ (2022年1月1日 23時) (
レス) @page40 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - 遊星さん» また更新再開します！！遅くなってすみません、読んでいただけると嬉しいです！ (2019年3月7日 19時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - ちぃとんさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！！ (2019年3月7日 19時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！！私もこの夢主ちゃん気にいってるんです！ (2019年3月7日 19時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - 莉奈さん» そう言ってもらえて嬉しいです！これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします！ (2019年3月7日 19時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他1人 | 作成日時：2018年10月21日 7時
