雄英高校ヒーロー科 １ーA ページ7
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私は今、１ーAの教室に座っている。
苗字が藍上で、あ、い、だから一番前の廊下側。
一学期は大体そう。
「なぁ、あの子が例の特待生じゃね？」
「ああ、あの廊下側の一番前の？」
「すげー、オーラ半端ねぇ…」
オーラ、ねぇ…
てか、聞こえているよ、ぶどう君、テープ君、黄色君。
…まぁ、騒がれるのも当然…といっちゃ当然なのかな。
雄英高校ヒーロー科は、推薦入学者４名とってる。
けど、私は推薦ではなくて “ 特待生 ” という形で学校に入ってる。
なぜか家にオールマイトとねずみか犬かわからないスーツを着た動物さんが来て、
「ぜひ雄英高校ヒーロー科でヒーローを目指しませんか！？」
と、勧誘に来たんだから。
どうやら、あの子どもを助けた事件で目に留まったらしい。
話を聞いたところ、学費も免除してくれるらしいから来たけど。
…それにしても、緑谷出久、あのパンチはすごかった。
まるで、あのオールマイトと同じような…
「君が藍上Aさんだね？」
いきなり誰かに声をかけられる。
「……そうですけど。」
…さっきなんか怖そうな人に机の製作者になんちゃらって言ってた人だわ。
「僕は私立聡明中学校から来た、飯田天哉だ。よろしく。」
真面目そう…
「…どうも。私の自己紹介は要らないかもしれないけど、藍上A。」
「あの事件のニュース、見たぞ！実に見事だった…」
「私も見たわ、凄いわね、貴方。」
カエルみたいな子が会話に入って来た。
「…えっと…？」
「蛙吹梅雨よ、梅雨ちゃんと呼んで。」
「…梅雨ちゃんね。私は藍上A。どうぞよろしく。」
その時、ドアが開いた。
まあ、廊下側でドアに一番近いから、いやでも目に入ってくるんだけど。
「…あ。」
「ああああ藍上さん！？
びびび、びっくりしたよ、雄英だったんだね。よよよろしく！」
………驚きすぎ。
「…ん。」
「あれー？そのモサモサ頭！」
*
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だ。」
…イレイザーヘッド、いや、相澤消太が担任か。
「…はい、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠けるね。
早速だがこれ着てグラウンドに出ろ。」
…いよいよ、雄英での生活、スタートだ。
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火影 - すいません作者さん……貴方………天才ですか？！この小説最高です！！これのおかげで毎日楽しみです(^^) (2021年5月9日 0時) (
レス) id: dda31893c0 (このIDを非表示/違反報告)
noslmqgxmw)rr - はじめてよんだけどおもしろかったです。 (2019年10月29日 15時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - ミナさんともだちになりませんか？(よかったら) (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
西小の柚季 - 見たことなかったけど、おもろかったーー！ (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - 可愛ゆくてえらいねー (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2018年8月10日 14時
