＃ ページ34
・
………夢を、見た。
「____お前_目__最_だ。実験________」
「…貴方は誰？」
誰なのかも、
どこから声が聞こえるかもわからないのに、
問いかける。
「…私は_____
__お前__こちら側_____。
______ちに迎えに来る。」
その声は、冷たくて、
背筋が凍るような恐怖を覚えた。
そして……
…何処かで聞いたようなことがあるような気がした
*
「っ…」
そこで目が覚めた。
「ハァ、ハァ…」
…苦しい、悪夢だった。
「おや、気がついたかい…
…凄い汗だね、大丈夫かい？
今拭くからね。」
「あ、ありがとうございます…」
リカバリーガールに額の汗を拭いてもらった。
「…それにしても、アンタ、無理しただろ。」
うっ……
「今回はプロヒーローに助けてもらえたけど、
あのタイミングでプロヒーローが来なかったら…
その個性を使うな、とは言わない。
その使い方は考えな。」
「…すみません。」
…全くその通りだ。
あのタイミングでプロヒーローがきてなかったら
………どうなっていたことか。
…あ、そういえば、
「あの、相澤先生と１３号先生は…？」
「二人とも命に別状はない。
特に相澤先生はアンタの個性のお陰で、
すぐに良くなるらしいよ。
しかし、
目になんらかの後遺症が
残るかもしれないけどね。」
命に別状はないんだ…よかった。
少しでも役に立てたなら。
「しかし、よくやってくれたよ。
なぁ、オールマイト？」
え、オールマイトいたの？
すると、仕切られていたカーテンの向こうから声が聞こえた。
「あぁ。藍上少女、ありがとう。」
え、なんでカーテン開けないんだろう…
そう思ってカーテンに手を伸ばすと、
「あぁ、そこは開けないでね。
今ちょっとオールマイトの調子が悪いから、
かっこ悪いところは見せたくないんだと。」
「あ、そうなんですね。失礼しました。」
((ふぅ…))
なんかリカバリーガールが一息ついてる…
…？あ、そっか。
((！？))
「すみません、大したことないのに長々と…
では、失礼しました。
リカバリーガール、ありがとうございました。
オールマイトもお大事にしてください。」
私がベッドから降りると、
隣のオールマイトのベッドは、
カーテンで前まで仕切られた。
…そんなに調子が悪いのかな。
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火影 - すいません作者さん……貴方………天才ですか？！この小説最高です！！これのおかげで毎日楽しみです(^^) (2021年5月9日 0時) (
レス) id: dda31893c0 (このIDを非表示/違反報告)
noslmqgxmw)rr - はじめてよんだけどおもしろかったです。 (2019年10月29日 15時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - ミナさんともだちになりませんか？(よかったら) (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
西小の柚季 - 見たことなかったけど、おもろかったーー！ (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - 可愛ゆくてえらいねー (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2018年8月10日 14時
