# ページ32
・
…………本当に、
目の前で起きていることが
理解できなかった。
「コミックかよ…」
「ショック吸収をないことにしちまった
……究極の脳筋だぜ。」
「デタラメな力だ…
再生も間に合わねぇ程のラッシュってことか…」
………これが、平和の象徴。
オールマイトの力。
「さてと敵。
お互い早めに決着つけたいね。」
「チートが…!」
・
・
「衰えた？
嘘だろ…完全に気圧されたよ、
よくも俺の脳無を……
チートがぁ…!
全っ然弱ってないじゃないか!!
あいつ…俺に嘘教えたのか!?」
‘ あいつ ’………？
「どうした？来ないのかな!?
クリアとかなんとか言ってたが…」
オールマイトから、
白い霧のようなものが出てきている。
「出来るものならしてみろよ!!」
「さすがだ…
俺たちのでる幕じゃねぇみたいだな」
「緑谷!
ここは退いた方がいいぜ、もう。
却って人質にされたらやべぇし…」
「……緑谷…？」
緑谷は、こちらが優勢だというのに、
表情が真っ青だった。
「主犯格はオールマイトがなんとかしてくれる!
俺達は連中を助けに…」
「緑谷」
「僕だけが…知ってるんだ…」
…ただならぬ、空気を感じた。
ただの、直感だ。
‘ オールマイトが、危ない ’
そう、思ってしまった。
「な…緑谷!!?」
…早い、
「オールマイトから、離れろ、」
「…動くな敵。」
グラッと視界が揺らぐが、
左眼で敵を見つめ、動きを封じる。
「くっ…」
思わず頭の鈍い痛みに、目を閉じてしまう。
「しまっ…」
「二度目はありませんよ!!」
死柄木弔の手が緑谷に触れる寸前。
ドズ
「来たか!!」
……ああ。
「ごめんよ皆。」
「遅くなったね。」
…………ああ。
「すぐ動ける者をかき集めて来た。」
「1-Aクラス委員長飯田天哉!!
ただいま戻りました!!!」
・
グラッ
再び視界が揺らぎ、
「…いっ……」
「藍上!!」
私の様子にいち早く気づいた切島に抱えられ、
「………ごめ、キャパ、超えた……………」
プロヒーローたちに安心して、
目を閉じた。
・
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火影 - すいません作者さん……貴方………天才ですか？！この小説最高です！！これのおかげで毎日楽しみです(^^) (2021年5月9日 0時) (
レス) id: dda31893c0 (このIDを非表示/違反報告)
noslmqgxmw)rr - はじめてよんだけどおもしろかったです。 (2019年10月29日 15時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - ミナさんともだちになりませんか？(よかったら) (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
西小の柚季 - 見たことなかったけど、おもろかったーー！ (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - 可愛ゆくてえらいねー (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2018年8月10日 14時
