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「…どうして知りたいの？」
理由を聞かれ、僕は素直に言った。
「僕はヒーローになりたいんです！今はまだまだだけど…
そのために必要なトレーニングはしておきたい！
僕は、他の人より何倍も努力しないといけないから…！」
すると、女の子は少し目を見開いた…ような気がした。
片目しか見えてないからあんまりわからなかったんだけど。
「…ちょっと借りる。」
「あ、それ…」
藍上さんは僕のノートを手に取り、パラパラとめくった。
「…これは？」
「ああ、ただのオタクノートだよ。ヒーロー分析してるんだ。
僕、ヒーローになりたいんだ…！！
「…そう。」
ありがと、と言いながら僕にノートを返してくれた。
「……この瞬発力をつけるためには…」
僕はメモの準備をした。
「…残念ながら企業秘密。」
「…えぇ！？ここまできて！？」
思わず力が抜ける。
「当たり前よ。この力は、私にしかできないの。」
「えぇ…」
ガックリとうなだれた。
「せっかくここまで追いかけてきたのに…」
「いや、それは私頼んでないし。てか、君が勝手に来ただけだし。
………キミ、名前は？」
「緑谷出久ですけど…」
「緑谷出久、」
「え、あ、はい。」
不意に少女は僕の名前を呼んだ。
そして、確かに言ったんだ。
「…君は、ヒーローになれる。」
………あの、オールマイトと同じ言葉を。
「……じゃあ。」
この出会いは、
僕のヒーローへの道に、大きな影響を与えたんだ。
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「あらー、立派な女の子ねぇ、子どもを助けるなんて。あんたと同い年くらいじゃない？
勝己も見なさいよ、このニュース。」
「あぁ？なんだよ。」
『……藍上A』
「………チッ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『……藍上A』
「……」
「焦凍？どうかしたの？」
「…いや、なんでもない。ただ、面白そうな奴がいるなと思っただけ。」
「…へぇ」
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火影 - すいません作者さん……貴方………天才ですか？！この小説最高です！！これのおかげで毎日楽しみです(^^) (2021年5月9日 0時) (
レス) id: dda31893c0 (このIDを非表示/違反報告)
noslmqgxmw)rr - はじめてよんだけどおもしろかったです。 (2019年10月29日 15時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - ミナさんともだちになりませんか？(よかったら) (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
西小の柚季 - 見たことなかったけど、おもろかったーー！ (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - 可愛ゆくてえらいねー (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2018年8月10日 14時
