指切りVI ページ6
ジャ「けど、決定的に違うのは、僕は僕が可笑しいって自覚してる事。だから、今まで手を出してはこなかった」
「じゃ、あ」
ジャ「けどこれからは違うよ。気付いたんだ。行動を起こさないとキミは他の誰かに取られちゃうってね。ただ見てるだけじゃダメなんだ」
するりと、Aの頬を撫でた
「やめて…」
ジャ「嫌？ならやめる！」
パッとその手を離した
その行動にAは少し安心して口を開いた
彼はまだ狂いきってはない、そう信じて
「…ジャック、私は貴方の気持ちに応えられない…。私は女王様に全てを捧げたから…」
ジャ「……そう」
しゅんっと下を向くジャック
「ごめんなさい」
ジャ「いいよ…別に。だって、女王様を消せばいいんだから」
「！！！」
ジャ「女王様がいなくなったら、僕を愛してくれるんでしょ？」
「何言って…！！」
ジャ「？僕、なんか変な事言ってる？」
「変な事も何も、女王様の事を、ｯ！！」
ジャ「だってそうじゃん。キミは女王様に命を捧げてる。なら、その女王様がいなくなれば、キミは自由だ。君の自由を奪う者は邪魔なだけでしょ」
「そんなこと、ミスターや他の皆が許さない！マスターヴィランズに抗うなんて…！絵本が成立しなくなっちゃうでしょう！」
ジャ「あぁ、そっか…絵本が、…そうか…」
ジャックはブツブツと何かを呟いた後、
ジャ「あ、そうだ。絵本が無くなっちゃうなら、僕達で新しい世界を作ればいい」
と、笑った
「ｯ！！」
光の無い表情に背中を冷たいものが走った
ジャ「これなら問題ないし、キミも閉じ込められる事も、傷付く事も無いね」
僕って天才！と自分を褒める
その目には、いつの間にか狂気が浮かんでいた
「分かったから…貴方の言うことを聞くから…だから…」
ジャ「ほんと？！ありがと〜！」
ぎゅっと抱きしめられるが、Aにはそれが冷たく感じた
ジャ「安心して！もちろんリクルーティングもやっていいし、拘束もしないよ。…けど他の奴らとはあんまり仲良くしちゃダメ。皆の首が飛ぶのは嫌なんでしょ？」
「うん、」
ジャ「あは、」
すっかり言いなりになったAに乾いた笑みが漏れる
そして、その笑顔を歪ませて
ジャ「僕、キミなら、髪切りも爪剥ぎも超えて指切りするよ。僕以外見たらダメ。これは約束だからね？」
狂おしい程の言葉を吐いた
「わ、かったわ…」
そう言うと、ジャックは目を細めて笑った
そして一言
ジャ「指切った」
小指を絡ませた
夜の歌��(ジャック)※海軍中佐(笑)様リクエスト→←指切り��
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だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
