大輪の花�� ページ26
「お〜魚がたくさん…！」
「…キンギョスクイ、か」
「ダル、知ってるの？」
「そこに書いてあった」
「あ、ホントだ」
「…やってみるか？」
「んー、いい。難しそうだし。…あ！アレは？！」
「うわっ」
手をグイッと引っ張られる
はぐれないようにね！と言ったAは律儀に僕の手をあれから1度も離してない
手を引っ張りながら人混みを分けてAが向かった先は射的
「ダルちゃん！これやってみてよ！」
「はぁ？なんで僕が」
「だってダルちゃんきっと銃上手だよ！それにさ、景品にダルちゃんみたいなぬいぐるみあって、私アレ欲しい」
「…」
こういう所、こういう所だ！時々何を考えてるか分からない発言が飛び出す
僕に似てるぬいぐるみが欲しいって、なんだよ、それ…
それでも僕は店主に代金を払い、銃について一通りの説明を受け、その僕に似ているというぬいぐるみに銃口を向けた。赤い首輪をしたダルメシアンのまぁまぁ大きいぬいぐるみ。確かに僕に似てるけど…
銃は見た事はあるが扱うのは初めてだ。けど、何となくだけど、自信はある
他の奴らは台に肘を付けて打っていたが、そんなのめんどくさいので、片手で構えた
引き金に手を添え、狙いを定める
パンっと勢いよく飛んだコルク弾は一直線にそのぬいぐるみに当たった
ぐらり、とぬいぐるみが揺れるが落ちるまでには至らないらしい。僕は間髪入れず二発目、三発目を撃つ
二発目は掠っただけらしいが、三発目はしっかり当たった
バランスを失ったぬいぐるみは台の後ろにぽとりと落ちた
途端に周りからあがる歓声
「ダルちゃんすごーい！！ほんとに取ってくれた！！」
店主からぬいぐるみを受け取ったAは上機嫌でダルメシアに駆け寄る
「ありがと、ダル！」
ダルメシアンのぬいぐるみを抱きしめながらにっこり笑った
「…喉乾いた。なんか買ってこい」
照れ隠しにそういう風に言えば、いえっさー！とAはまた駆け出してしまった
「あ、」
あっという間に人混みに消えていったAに嫌な予感がした
「おいちょっと待て！！」
ダルメシアも慌ててAが走っていった方に走り出す
「…ダル、どこ…？」
先程の射的の屋台の前、買ってきたラムネを持ったAは一人だった
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だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
