夜の歌�� ページ11
ジャックは暫く彼女を離さなかった
その冷たい身体が少しでも温まるように、小さな彼女の身体を包み込んだ
「ジャック、さん」
そして、今、彼女は月の光に照らされ輝く瞳をジャックに向けていた
今にも溢れんばかりに涙を浮かべて、それでもその口元には笑みが浮かんでいて
ジャ「迷惑なんて、思うわけないだろ。僕だって、キミのこと、」
はっきりと言わないのは、それもまた分かりきっている事だから
言葉はなくとも、あの感触と体温が確かな証拠なのだから
ジャ「ハロウィンの時期にしか会えないとしても、、いつかリクルーティングでさえ終わったとしても、僕はキミに会いに来る。それで、666年後、キミを迎えに行く。そしたら、キミを連れていける。キミとずっと一緒にいられる。それまで、待てる？」
「待ってて、くれるんですか…ｯ」
ジャ「あったりまえじゃん！いつまでも待つよ。もし、キミがこの場から消えてしまったとしても、僕は必ずキミを探し出す」
なんなら冥界にだって行くよ、ハーデスもいるしね、と笑う
ポロッと涙が零れた
ジャ「Aは泣き虫だなぁ」
くすくすと笑みを零して、その涙を拭ってやる
ジャ「ほら、歌ってよ。僕だけの為に」
夜の歌が響く
それは、愛に満ちた美しい歌だった
ーーーーーーーーーー
後日談(おまけ)
「そういえば、なんで私の名前知ってたんですか？」
ジャ「あー、えーと、」
「？」
ジャ「…可愛い子がいるから、気になってさー。他の幽霊ちゃん達に聞いてた」
「…あれジャックさんだったんですか」
ジャ「あれ？」
「毎日、朝になるとキッチンに黒い髪の女の子の幽霊の名前を教えてくれっていう紙が置いてあるって」
ジャ「っあー…はは、」
「皆怖がってましたよ！」
ジャ「ま、結果オーライって事でさ！あ、ほら、右手がお留守だよ〜」
「〜ｯ！誤魔化すの禁止です！」
ジャ「繋ぎたくないなら別にいいケド？」
「つっ、繋ぎます！」
愛及貴主��(エイトフット)※オザワルド様リクエスト→←夜の歌IV
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だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
