指切り�� ページ2
「なんで…？」
アップル「？理由はさっき言っただろう」
「でも、、え…？意味わかんないよ…」
そう言えば彼は視線を下に落とした
アップル「…私達は林檎だ。だがこの2ヶ月の為に我々は人間の身体を頂いただろう？最初の頃は元が無機物だから、個人的な感情など知ることはないと、そう思っていた。…だが、」
アップルは1度言葉を切った
その表情は少し困惑の色も伺える
それでも、彼は強い意志を持った瞳でAを見据えた
アップル「…私は、得てはいけない感情を得てしまった」
『お前を、愛してしまったんだ』
確かに彼はそう言った
「…は、」
乾いた口からは言葉は上手く出てこない
それほど、今の言葉がどうしても信じられなかった。あのアップルが？誰よりも忠実でその命すらを主君に捧げるあのアップルが？自らの感情で誰かを愛する？
アップル「…私はお前が欲しい。女王様がいて、私がいて、その下にお前がいるのではなく、私の、私だけのモノに、」
その声は震えていた
アップル「分かっている。これが女王様に逆らう事も全部。けれど、それさえ、どうでもいいと思える程に、私はお前を…！」
「やめてよ…ｯ」
Aの声も震えた
アップル「……やめてと言われてやめられるのなら、私はこの感情を口に出す事はしなかった…ｯ！
…あの時、毒林檎として役目を命じられた私は、女王様の魔力をより強く受けた。どんな犠牲を払ってでも美を追求したように、己の欲望を果たすためなら、何も厭わない程の強い鎖が私にも巻き付いてしまった」
抑えようにも抑えられない、そう言っているようだった
アップル「誰にも渡したくない。誰の目にも触れさせたくない。…元の世界に帰ってくれないのであれば、私はお前をこの部屋から二度と出さないつもりだ。元の世界にも返さない。永遠にここに、」
その目には狂気が浮かんでいる
女王様そっくりだ
「ｯ、かえ、るよ…帰るから、」
そう言うしかなかった
アップル「…そうか。それは残念だ」
「え？」
矛盾している。帰ってほしいと言ったではないか。それなのに残念…？
アップル「…今断れば、お前は永遠に私のモノだったのに…あぁ、そうか、私が閉じ込めるなんて言ったからか、、惜しいことをした」
淡々と話す彼の姿に感じたことの無い恐怖が襲う
アップル「それに元の世界に返しても私のモノになるという確証はないのか。むしろ閉じ込めることはほぼ不可能になるな」
歯車はもう狂い始めていた
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だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
