火照るIV ページ4
「え、それ、どういう…？」
ジャ「ｯｯ！」
やらかした、と口を抑える手の間から見える頬はみるみる赤くなっていく
だが、Aが顔を覗き込むようにすると、ジャックは吹っ切れたように顔をあげた
ジャ「こーゆーところだよな。つい余計な事口走っちゃう」
「余計な事…」
ジャ「今の余計な事は、僕がキミのこと好きだって事だよ。キミの事独り占めしたいから誰も部屋に入れさせたくなかったとか…そんなの、僕の気持ちバレたら下心だってバレちゃうだろ…」
「ちょ、待って待って」
ジャ「キミが倒れたって聞いた時ほんとびっくりしたんだからね！絶対他の奴には看病させたくなかったし」
Aの制止の言葉も聞かず、喋り続けるジャック
ジャ「…そんなわけで、僕、Aの事好きなんだけど、どう？」
「ど、どうって…？」
ジャ「分かってるくせに…Aは僕のこと好きかって聞いてんの」
「へ、は…え、」
Aは口をパクパクさせるだけ
ジャ「もー、そんなんじゃ分かんないよ…ん…？A、薬飲んでないじゃん」
テーブルに置かれた未開封の薬と飲み物を見てジャックが黒い笑みを浮かべた
ジャ「飲んでなかったら無理矢理飲ませるって言ったよね？…あ、そうだ、1つ簡単なゲームしよっか？」
「ゲーム…？」
ジャ「そう。まずはこの薬を僕が口に入れます」
ポイッと薬を1つ口に放り込む
ジャ「で、これをキミに飲ませます」
「の、飲まｯ？！」
ジャ「どう飲ませるかは分かるよね？…本当に嫌なら魔法でもなんでも使って拒めよ？」
ニヤリと笑って飲み物を少し含んだ
「ｯ？！？！////」
2人の距離が一気に近くなる
Aは顔を赤くするばかりで、固まってしまう
ジャックが拒まないの？とでもいうように目細める
それでも、Aは動かない
ジャックの口元がほんの少し弧を描いた
距離が０になる
Aの喉がこくり、と動く
それを確認したジャックが少し名残惜しそうに口を離した
ジャ「ｯは、…薬服用完了、だね？」
ペロッと唇を舐めてニイッと笑うジャックが見る先には、これ以上無いほど顔を赤くしたA
ジャ「キミはだんまりさんだなぁ。ま、Aの気持ち分かったからいいんだけどね？」
風邪うつっちゃうかもね？と耳元で言うとAは遂に布団にくるまってしまった
ジャ「あは、かーわい」
次の日ジャックにしっかり風邪がうつった事とアップルに上手くいったんだな、と言われたことは言うまでもない
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あいむ(プロフ) - えいみ〜さん» 嬉しいです〜(*^^*) 手下を好きになってから調べたりするようになりましたwまだまだ勉強不足ですよw 心はヴィランズなんですけども、ミスターに押しかけに行ってこようかな…666年後に一緒にタワーオブテラーの最上階に行きましょうd('∀'*) (2018年3月1日 21時) (
レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
えいみ〜 - いえいえ！気が合うかもしれませんね笑笑とても感謝しています！トランプの意味をよく知ってるんですね！参考になります！アイム様がヴィランズだったらよろこんで手下になるのになー…アイム様！ヴィランズになってくださいよ笑笑 (2018年3月1日 20時) (レス) id: 4fd3296984 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - えいみ〜さん» ↓のハートの7ではなく、6です！申し訳ありません！ (2018年2月26日 21時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - えいみ〜さん» 妄想集結でしたか？！私も妄想MAXで書かせていただいたので、もしかしなくても気があっちゃうんじゃないですかね…(。-∀-)ﾆﾔﾘ← ハートの7騙されやすい、という意味らしいですよ！私の手下ですか？！手ぐすね引いてお待ちしております笑 いつでもどうぞ〜！ (2018年2月26日 21時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
えいみ〜 - 歪み、サイコー！でした！私の妄想が集結しすぎて笑っちゃいました笑笑 夢主がトランプ兵っていうのが斬新でとっても良かったです！アイム様の手下になりたくなりました笑笑本当にありがとうございました！またお願いするかも知れませんが、よろしくお願いします！ (2018年2月26日 20時) (レス) id: 4fd3296984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年1月8日 1時
