クッキー�� ページ47
「これジャックいちおしの紅茶だって！」
エイト「ぽいわ」
薔薇の香りがする紅茶を舌鼓を打つ2人
ワンダーランド産の飲食物だが、今のところ体に変化は見られないようだ
「で、これは私が作ったクッキーだよ！」
エイト「…あそ」
ふふ！と得意気な顔でクッキーの入った籠をエイトフットに見せつける
1つ摘んで彼の顔に近付ける
「ハート型！ねぇハート型だよ！」
エイト「見りゃわかるっつーの。この紅茶に合う味だな。それも考えて作ったのか？」
そう問うとAは驚きの表情を浮かべる
「へ…も、もう食べたの…？！」
エイト「っあー、さっき紅茶淹れてる時によ。勝手に食っちまって悪かったな」
「いや、いいの…！…あの、美味しかった？」
おずおずと聞くAにエイトフットは目を逸らす
エイト「……まぁ、悪くねぇんじゃねぇの？」
「ほ、ほんと？！私、胃袋ゲットしちゃった？！」
エイト「やかましいわ！」
「ね、知ってる？人って胃袋掴まれたらなかなか離れられなくなるんだって！…もう私から離れらんないでしょ？」
エイト「…んなわけねぇだろ」
「えー！…なんだよぉ、クッキーの惚れ薬効かないじゃんよ、ジャックぅ…(ﾎﾞｿ)」
エイト「は？！」
「あっとぉ、口が滑ったァ！」
わざとらしく口に手を当ててニヤリとするA
エイト「お、お前なんつーもん盛りやがった！冗談じゃねぇ！早く解毒しろ！」
「げ、解毒て…毒じゃないし！」
エイト「俺にとったら毒だっつーの」
「解毒剤はありませーん！…ん、あぁ、この惚れ薬は最初に触れた人の事好きになるんだったわ」
にっこりと満面の笑みを浮かべて、エイトフットの頬に手を伸ばす
エイト「ちょ、…」
咄嗟に体を逸らしてその手を避ける
空を切った手を何処か切なげに見つめたA
「解毒剤はない。1度誰かを好きにならないと効果はいつになっても切れない。
…それなら他の人を好きになるのと、貴方の事を好きな私を好きになるのどっちがいい？効果が切れれば元通りだから…。嘘でもいいから…少しだけの間、私の事を好きになって、ジョー」
エイト「ｯ…」
ゆらり、と2人の瞳が揺れた
ぐしゃと前髪を掴んで下を向いた
エイト「…わぁったよ。但し今日の事は誰にも言うなよ！」
「ｯ！う、うん！」
ほら、と手を差し出すエイトフット
その手を恐る恐る取った
エイト「！！」
2人の手が重なった瞬間に溢れた魔力がエイトフットを包んだ
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クレハ(プロフ) - あいむさん» ありがとうございます！あいむ様の文才ならぶち壊れないですよ！← リクエスト受けて下さってありがとうございます！ (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 350256b5d7 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - クレハさん» コメントありがとうございます！続編を出せるのも皆様の応援のおかげでございます(＊´ｖ｀) リクエスト承知しました！絶対感動するやつじゃないですか！ぶち壊さないように頑張りますね...(汗) 続編の方に書かせて頂きますので少々お待ちくださいまし*_ _) (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - えっちゃんさん» コメントありがとうございます！毎日チェックして下さってるんですか？！それは嬉しい…たくさん更新できるよう頑張りますねd('∀'*) リクエスト承知しました！ありがとうございます！続編の方に書かせていただきますね^^* (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！わ！ほんとですか？！手下沼の底から浅い方にいる方を引きずり込もうとしてたので嬉しいですね← 皆さんが読んでくださる限り続けるつもりですので、こちらこそよろしくお願いします<(_ _*)> (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - 続編ありがとうございます！ありがとうございます！(( リクエスト失礼します！もう似たものがあったらごめんなさい！主人公が何かの拍子に亡くなって、後に生まれ変わってまた出会う…って感じのが欲しいです！マルフィの話がいいです← (2018年1月7日 23時) (レス) id: 350256b5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2017年11月4日 21時
