誘い��(ジャック＋ダルメシア) ページ26
夢主設定
・人間の女の子
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注意⚠
・親友組の2人が人外(？)です
・親友組しか出てこない
ーーーーーーーーー
その少女は小さい頃から人とは少し違ったモノを感じていた
明確にこんなものというのは難しいけど、『ナニカ』を感じるのだ
そして、その『ナニカ』は少女を街のはずれの廃城へと誘った
この辺の人からは、あの廃城には人らしからぬ者が住んでいるだとか、一度敷地へと踏み入れたら生きては帰ってこれないとか、そんな噂が流れており、恐れられていた
特に今みたいな夕闇迫る時刻には決して誰も近付かない
だが、何故か少女は恐怖を感じなかった
城を見ると、かつては立派だった石畳の外壁は所々崩れ、蔦が絡まっている所もある
大きな扉は古く、威圧的な雰囲気だった
蝙蝠が紫の空を飛び回り、近くにある林檎の木の枝にとまっている真黒な鴉が何か言いたげにこちらをじっと見ている
『ナニカ』がこっちにおいで、と呼んでいる
それは確かに城の中から感じるもので、思わず駆け出したくなる程の強い誘い
だが、その城の扉は固く閉ざされており、中に入るのは不可能
「……」
押しても引いてもその扉が開くことはなく、少女が諦めて踵を返した瞬間、ｷﾞｲｲ…と重々しくその扉が開いた
「！！」
扉が開いたことによって、『ナニカ』はより一層少女に絡みつく
少女は城の中へと駆けた
鴉が、1度だけ静かに鳴いた
ーーーー
ーーー
ー
外装とは裏腹に城内はとても綺麗で豪華だった
まるで、誰かが住んでいるかのよう
階段のある玄関を抜けて大広間に行くと、そこには暖炉があり赤い炎が揺らめき、近くの長テーブルには様々な種類のお菓子やケーキが置かれ、傍には2つのティーカップも置かれていた
少女はテーブルの上のマカロンを手に取ろうとした
が、ゴチャゴチャとティーポットやら大きなケーキがあって上手く取れずにその手は空を切る
？「ん〜君が食べたいのはこれかな？」
後ろから声がしたかと思うと、少女の顔の横を黒い手袋をした手が通った
その手はマカロンを1つ取って少女の顔の目の前に差し出す
だが少女はマカロンを取ることはなく、その手の主を見ようと後ろを振り返る
そこには1人の青年が立っていた
腕まくりをした黒いワイシャツに赤いネクタイとベスト
右頬にはハートのマーク
少女がその青年を見上げると、
「待ってたよ、アリス」
と、ハートが浮かぶその瞳を細めて微笑んだ
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クレハ(プロフ) - あいむさん» ありがとうございます！あいむ様の文才ならぶち壊れないですよ！← リクエスト受けて下さってありがとうございます！ (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 350256b5d7 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - クレハさん» コメントありがとうございます！続編を出せるのも皆様の応援のおかげでございます(＊´ｖ｀) リクエスト承知しました！絶対感動するやつじゃないですか！ぶち壊さないように頑張りますね...(汗) 続編の方に書かせて頂きますので少々お待ちくださいまし*_ _) (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - えっちゃんさん» コメントありがとうございます！毎日チェックして下さってるんですか？！それは嬉しい…たくさん更新できるよう頑張りますねd('∀'*) リクエスト承知しました！ありがとうございます！続編の方に書かせていただきますね^^* (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！わ！ほんとですか？！手下沼の底から浅い方にいる方を引きずり込もうとしてたので嬉しいですね← 皆さんが読んでくださる限り続けるつもりですので、こちらこそよろしくお願いします<(_ _*)> (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - 続編ありがとうございます！ありがとうございます！(( リクエスト失礼します！もう似たものがあったらごめんなさい！主人公が何かの拍子に亡くなって、後に生まれ変わってまた出会う…って感じのが欲しいです！マルフィの話がいいです← (2018年1月7日 23時) (レス) id: 350256b5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2017年11月4日 21時
