ワンｯ！ダフルデイズ！！��(ダルメシア) ページ19
そんな『楽しい嘘の話』を話し終えて、ダルメシアが怒って。
「(うん、やっぱり暗い話より楽しい話だね)」
心の中でそう思った
これからも、これは嘘の話であり続ける
ダル「それにしてもお前って、ほんと嘘が下手だな！」
「は…？」
スっと、Aの顔から笑みが消える
ダル「今の話、本当の話だろ？」
「へ、何言って…？嘘だって」
ダル「あのね、別にお前の暗い過去を聞いたって、僕が変わることはないし、お前が変わることもないだろ。過去の事は過去の事。もう変えられないんだしさ。そんな悲痛な顔して嘘つく必要も無い。言っておくけど、嘘バレバレだからな！」
「…ｯ」
ダル「ま、お前も暗い顔よりかは笑顔の方がいいぞ」
「ダル、ちゃん…
それってプロポーズ…？お前の笑顔が見たい！みたいな？」
ダル「は？！違う！！ｯなんだお前、自分の良い方に考えすぎじゃないか？！」
「それが長所なんで」
ダル「短所の間違いだろ！」
「やだもー照れちゃって」
ダル「なんで僕が照れるんだ！」
ギャンギャンと吠えると、Aは何故か改めてダルメシアを見た
ダル「…な、なんだよ…」
「そんな強気なとこも素敵です。一層貴方を好きになりました」
ダル「……ふぅん？素直じゃないか。でもそんな言い方したって僕は揺るがないからな！」
「…ﾑｩ…」
「私の夢は、いつかこの街を抜け出して、遥か東の国の夢の王国に行くことなの！そこにダルちゃんもいてくれたらなんて素敵なことでしょう！」
ダル「勝手に行って帰ってくるな」
わざとらしくダルメシアを見る、がしかし、涼しい顔で切り捨てられる
「…やっぱりかぁ…私の夢は叶いそうにないデスネ」
ダル「お前が生き方を変えられないように、僕もこの生活を簡単には変えられない。僕にはクルエラ様がいるからな。クルエラ様はお前の前の主人とは全然違うぞ！お優しいし！
…だから、お前がどうしてもと言うならクルエラ様に頼んでお前と一緒に住んでやってもい((「あ、チョウチョ〜！」っておい！お前！まだ僕が話してる途中だぞ！」
「あ！ダルちゃんまたね〜っ！また明日！」
Aが楽しそうに蝶を追いかけて、街角に消えていく
ダル「…全く、自分勝手な奴だな
……ここで待っててやるから、明日もちゃんと来いよな、A」
Aには聞こえていないはずなのに、遠くで彼女が嬉しそうに返事をする声が聞こえたような気がした
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クレハ(プロフ) - あいむさん» ありがとうございます！あいむ様の文才ならぶち壊れないですよ！← リクエスト受けて下さってありがとうございます！ (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 350256b5d7 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - クレハさん» コメントありがとうございます！続編を出せるのも皆様の応援のおかげでございます(＊´ｖ｀) リクエスト承知しました！絶対感動するやつじゃないですか！ぶち壊さないように頑張りますね...(汗) 続編の方に書かせて頂きますので少々お待ちくださいまし*_ _) (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - えっちゃんさん» コメントありがとうございます！毎日チェックして下さってるんですか？！それは嬉しい…たくさん更新できるよう頑張りますねd('∀'*) リクエスト承知しました！ありがとうございます！続編の方に書かせていただきますね^^* (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！わ！ほんとですか？！手下沼の底から浅い方にいる方を引きずり込もうとしてたので嬉しいですね← 皆さんが読んでくださる限り続けるつもりですので、こちらこそよろしくお願いします<(_ _*)> (2018年1月8日 0時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - 続編ありがとうございます！ありがとうございます！(( リクエスト失礼します！もう似たものがあったらごめんなさい！主人公が何かの拍子に亡くなって、後に生まれ変わってまた出会う…って感じのが欲しいです！マルフィの話がいいです← (2018年1月7日 23時) (レス) id: 350256b5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2017年11月4日 21時
