逃げろ！！�� ページ33
｢……んだよ、お前らも来てたのか……｣
｢おやおや。このメンツじゃ私たちの出番はなさそうだなぁ。｣
｢まぁ、来てるとは思ったんだがな……。｣
怠そうな声が後ろから聞こえた。後ろを見れば、エイトフット、マルフィ、りんごがいた。結局6人集まった。……これは、流石に。
そのとき、ァ、とAが小さく声をあげた。やっぱり、と思う。
｢……皆、敵もこっちに気づいたよ。ちょっとずつ距離詰めてきてる。｣
｢マ、こんだけ集まりゃ馬鹿でも気付くわな。｣
｢デカブツが来たからだよ。おじいちゃんは部屋で休んでればよかったのに！｣
｢おや、ジャックの坊やもいたんですね。小さすぎて気付きませんでした。｣
｢はぁ？｣
｢ふふ、危機感皆無だなぁ。｣
｢ここまで近付かないと気づかない敵に危機感なんて感じないだろー。｣
ガヤガヤと最早身を潜めるなんてこともせず、普通に会話を始める。それも仕方ない。こっちは
｢で、お前らがやるんだろ。｣
エイトフットがAとダルメシアの方を見て、蹴っ飛ばすように雑っぽく言った。さも当然と言った口ぶりだ。
｢え、。｣
｢僕は皆に任せようかと思ってたんだけど。｣
｢なんでだよやれよ。｣
お前ら2人揃ってんだから、1番効率いいだろ、と、顔を顰めて言った。
でもたしかに、エイトフットの言い分は最もだった。なにせ僕らはヴィラン。協力なんて滅多にしないし、戦闘スタイルも得意とするものも各々違う。基本的に個人主義の世界だから、誰かと一緒に戦うなんてことはしないし、攻撃が敵以外に当たりそうになるなんて日常茶飯事。だから個々で戦った方が結局早い。……というか喧嘩も余計な怪我もしなくて済む。しかし、ダルメシアとAは違う。この2人はお互いが次に何をするかを分かっているようで、危なかっしくない。邪魔し合わないから、単純に戦力が2倍になり、終わるのも早い。
だから、ボクの役は"撹乱"だと思ったのだ。
逃げろ！！�窟�←逃げろ！！��(ダルメシア)※ちゃろ様リクエスト
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あいむ(プロフ) - ちゃむPOPさん» コメントありがとうございます！ようこそ手下沼へ！！そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございますm(*_ _)mノロノロ更新ですがお付き合いいただけると嬉しいですです！ (9月22日 17時) (
レス) id: 703a955963 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむPOP(プロフ) - 最近手下沼にハマった者です。1作目から数日で一気読みさせて頂きました。世界観がとっても好きです。応援してます！！ (9月20日 23時) (レス) id: 75c22fdb63 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - ちゃろさん» ギャグ多めになってしまいました。笑 ご希望に添えていましたら嬉しいです。リクエスト頂きありがとうございました！ (8月1日 0時) (レス) id: 703a955963 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ(プロフ) - あいむさん» リクエストさせて頂いたものを書いて頂き、ありがとうございます✨しかもあんなにたくさん❗呆れている他のメンバーの表情が凄く浮かんできました(笑) (7月31日 1時) (レス) @page37 id: 4d5a25e049 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - ちゃろさん» わがままだなんてとんでもないです！リクエスト嬉しいです♡かしこまりました！更新まで少々お待ちくださいませ( . .)" (7月25日 16時) (レス) id: 703a955963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2023年3月31日 23時
