ピンクの彼 ページ49
「んー、あとは、?」
渡されたメモを頼りに裏道を歩くA
「あれ、、この店ってどこだったかな」
ここに来て長いとはいえ、グラン・テゾーロは広すぎる…そりゃあどうしても迷ってしまうもので
人に聞くのがいいかと、大通りへと続く道へと踵を返そうとした
その時、
??「よぉ」
後からの呼びかけられて、軽く叩かれる肩
何処か聞き覚えのある声に少しうんざりしながら振り向いた
「…ぅゎ…やっぱり貴方でしたか…
ドフランミンゴサマ」
ドフィ「うわってなんだよ、冷てぇな。せっかくこの俺が来てやったっつうのに」
「えーっとお出口はあちらです」
ドフィ「おいおいちょっと待てよ」
「………何の用ですか?」
ニヤニヤと笑顔を絶やさないドフラミンゴとは裏腹に怪訝な顔をするA
ドフィ「あ?なんてことはねぇ。ただ俺の女が何してんのかって気になっただけだ」
「そうなんですねでは私等に構ってないでさっさとその方の元に行ってあげたらどうですか貴方は暇かもしれませんが私は生憎暇ではないんですこんな所で油を売ってるわけにはいかないんですよ貴方とは違って!」
ドフィ「…相変わらず客に向かって随分な物言いだな。それに俺の女っつうのはお前だ」
「…初耳過ぎて逆に尊敬します。それに"ちゃんとした"お客様にはこんな事申し上げませんわ」
ドフィ「ククク…強気な女は嫌いじゃねぇよ」
「私は貴方のような方は好みませんね」
ドフィ「…なぁ俺にもちょっとは優しくしようか」←
「いえ、丁重に断らせて頂きます。
で、何の用ですか?まさか本当にただ私に会いに来た、なんて事はないのでしょう?」
ドフィ「抜け目のねェ奴だな。安心しろ、今回はちゃんとアイツの招待を受けて来てんだ」
「…テゾーロ様の?」
ドフィ「あぁ。ちょっとした取引でな」
「ふぅん…ならいいですけど」
と、言うもの疑念は振り払えず、じとーっと見るA
ドフィ「で、お前はこんな所でなにやってたんだ?」
「別に、、ただの買い物です」
ドフィ「そうか。なら俺も付き合おう」
「はぁ?」
ドフィ「奴との約束の時間まではまだ少しあるしな。お前となら充分楽しめそうだ」
「…どうせ嫌って言っても付いてくるのでしょう…?」
ドフィ「もちろん」
「問題は起こさないでくださいね」
ドフィ「あぁ。そうしてやるよ」
「はぁ…じゃあ行きましょう」
重たい足を引き摺って彼との買い物がはじまった
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夏(プロフ) - 続きを見たいです (2020年12月20日 20時) (レス) id: d2cca775a6 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - みぃ さん» コメントありがとうございます!長らく更新を止めていましたが、この先のお話の方向がまとまりましたのでまた始めさせていただきました(´˘`*)更新速度は早くないと思いますが、よければご覧くださいねm(_ _)m (2018年2月5日 2時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 最近になって読み始めました!とても面白いです♪もう更新はされないのでしょうか? (2018年1月28日 21時) (レス) id: 6977329235 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - ゆまかさん» コメントありがとうございます!ご期待に応えられるように頑張ります!! (2017年2月3日 21時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆまか - とても面白いです!続きが楽しみです(*^^*) (2017年1月29日 22時) (レス) id: d9c7a9b9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいむ | 作成日時:2017年1月27日 22時