真っ赤 ページ13
「はぁ、はぁ…ほんと、テゾーロ様強い…」
テゾーロ「ククッ まだお前には勝てるぞ」
肩で息をするAに対し、テゾーロは息一つ乱れていない
テゾーロ「そのドレス今日買ったものなんだろう?」
見たことのない淡いピンク色のシフォンドレスを着たAを見て言う
「はぁ…そ、うですよ」
大きく息を吐いて呼吸を整えるA
テゾーロ「似合ってるよ、とても」
にっこり微笑んで優しくAの頭を撫でた
「〜ッッ////
(今のは反則じゃないですかぁっ?!)」
テゾーロ「あれ、いつもみたいに反撃しないのかい?」
下を向いて顔を紅くしているAに、クスクスと面白そうに目を細めるテゾーロ
「今は黙っててください!」
テゾーロ「可愛いな(ボソッ」
耳元で囁く
「ッッ////」
テゾーロ「今日は頬を紅くしてばっかだな?なあ、A?」
相変わらず余裕そうな笑みを浮かべて耳まで真っ赤なAを見下ろす
「も、もう帰ります!!」
テゾーロ「ククッ 送ってやろうか?」
面白そうに笑うテゾーロ
「遠慮します!」
まだ少し頬を紅くしたまま、Aは部屋を出ていった
ぼわわんとタナカさんが床から出てきた
タナカ「テゾーロ様、A様おひとりでいいのですか?」
テゾーロ「いや、まさか。送ってやれ」
タナカ「スルルルル♪ 承知しました」
テゾーロ「いつかこの手で鳴かせてみたいものだな…」
タナカ「?!(照」
テゾーロ「はは、冗談だ。さぁ、あのおてんば姫が逃げてしまわないうちに、早くいけ」
タナカ「わ、分かりました」
慌てたように床に消えていった
テゾーロ「…冗談じゃないさ…いつか、…」
可愛らしく照れるAを思い出して、儚く笑った
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夏(プロフ) - 続きを見たいです (2020年12月20日 20時) (レス) id: d2cca775a6 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - みぃ さん» コメントありがとうございます!長らく更新を止めていましたが、この先のお話の方向がまとまりましたのでまた始めさせていただきました(´˘`*)更新速度は早くないと思いますが、よければご覧くださいねm(_ _)m (2018年2月5日 2時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 最近になって読み始めました!とても面白いです♪もう更新はされないのでしょうか? (2018年1月28日 21時) (レス) id: 6977329235 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - ゆまかさん» コメントありがとうございます!ご期待に応えられるように頑張ります!! (2017年2月3日 21時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆまか - とても面白いです!続きが楽しみです(*^^*) (2017年1月29日 22時) (レス) id: d9c7a9b9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいむ | 作成日時:2017年1月27日 22時