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forty-two ページ43

傑くんにおぶられて、医務室まで来た。




貴「えっ」




医務室の扉を開けると、加茂先輩、棘先輩、真希先輩、恵が治療を受けていた。
1番重症そうなのは加茂先輩だ。
恵はお腹から何か生えちゃってる。なにそれ?



傑くんにおぶられて来たわたしを見た恵は、めっちゃ羨ましそうな顔してた。
ドヤ顔してみせたら、めっちゃ睨まれた。
こわっ!お前同担拒否だったのか。




傑くんに降ろしてもらい、空いているベッドに腰掛ける。
傑くんは緊急会議があるらしく、直ぐに出ていった。




貴「加茂先輩大丈夫ですか〜?」




加「いや、全然大丈夫じゃない」




貴「ですよね〜」




棘「お"ががっ」




貴「うわっ。棘先輩喉ヤバいじゃないですか。わたしのど飴ありますよ、いります〜?」




棘「じゃげ!!」




欲しいそうなので、ポケットから缶に入ったのど飴を出す。
わたしが好きで持ち歩いてたのに、役に立つ日が来るとは!




貴「何味がいいですか〜?」




棘「だがな"っ」




貴「ミントですね〜」カラカラ




ミント味を缶の中から探し出して、棘先輩の手のひらに置く。




加「ちょっ……と待て。君も彼が何を言っているのか分かるのか……?」




貴「当たり前じゃないですか〜。わたしと棘先輩は心で通じあってるので!」




棘「しゃ〜けぇ〜」




お、棘先輩復活!




加「……なるほど。そうなのか……」




伏「んな訳ないでしょ。真に受けないでくださいよ」




というか、さっきから真希先輩全然動かないんだけど。
え、生きてるよね??




家「治療終わってぐっすりなだけだから、生きてるよ」



わたしの視線に気付いた硝子ちゃんが、そう言った。



家「それよりもほら、Aも治療するからじっとしてな。……うーん、全身打撲ってとこだね」



伏「つーかなんでそんな怪我してんだよ。お前俺らの近くに居なかったろ」



貴「は?わたしも特級相手してたんだよ。やっぱ気付いてなかったんだ」



加「……では、特級が2体居たという事か」



貴「そうなりますね〜。てか恵達の方にいた奴、悟くんが言ってた未登録だよね?人間と組んでるってやつ」



恵「ああ、間違いない。高専に呪詛師が侵入してたらしい。そいつの仕業だろ」



貴「また呪詛師か。趣味悪」



家「ほらお前ら、治療終わったぞ。部屋戻って休みなね〜」



貴「はぁ〜い!」



京都校は泊まりで、加茂先輩が東堂先輩と同部屋嫌だって嘆いてた。
あの人嫌われてるん??

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はる(プロフ) - もっっっちさん» ど……どタイプですと……!?嬉しすぎます(;o;)ありがとうございます!!引き続き頑張りますので、よろしくお願い致します(*´`) (2021年4月24日 0時) (レス) id: b06c181ae7 (このIDを非表示/違反報告)
もっっっち - うへぁどタイプな作品?!好きです(*´ω`*)更新頑張ってくださいッッッ (2021年4月23日 23時) (レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2021年4月14日 1時

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