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forty-one ページ42

パンパンッ!!




貴「回し蹴りいいいい!」ドカッ




1番脆い目を撃って蹴っての繰り返し。
特級相手だからこっちも当然ボロボロだ。
今になって背中痛くなってきたんだけど折れてない?大丈夫そ?




貴「!!!」




呪霊の体制が崩れた。
よっしゃ粘り勝ち〜!
特級相手に拳銃はダメだな。
時間がかかり過ぎる。




パンパンパンパンパンッ!!
目に5発。
完全に呪霊が食らっている隙をついて、天逆鉾を1番脆い目にぶっ刺す。




グサッ
これで術式を解除。




貴「やっと来たよこの瞬間〜!結局みんな来てくれなかったし。てか大丈夫かな」




ズザザザザザッ




刺した天逆鉾をこのまま下に勢いよく下ろし、呪霊を2等分にした。
おっへぇわたしこわっ。




貴「…………祓えた…………」




呪霊から出てきた指を手に取り、その場に寝転ぶ。




貴「……はぁぁぁぁ……疲れた……死ぬかと思った……もう動けん……」




わたしが勝てたから、さっきの呪霊は恐らく特級の中でもランクは下なのだろう。
初めて特級を祓えたという喜びよりも、苦戦してしまったという悔しさが残る。
わたしも傑くんや悟くんみたいに……かっこよくなりたい……。
いやでもドクズにはならないように気を付けよ……。




貴「……!!帳上がった……悟くんだ……」




「A!!!!!!!!!」




貴「……あ、傑くんに雄くん」




寝転んでいると、2人が走って近づいてきた。




夏「大丈夫かい!?……頭が酷いね」




貴「傑くんそれ捉え方によってはめちゃくちゃディスってるよ」




2人ともかなり慌てた様子だ。
相当心配してくれたのだろう。




灰「他に痛いとこある!?」




貴「とりあえず全身……あ、さっき木に背中強打した」




そう言うと、傑くんが背中を触って確認してくれた。




夏「……打撲かな。大丈夫、折れてないよ」




いや折れてろよわたし。
まじ化け物じゃん。
化け物認定されたよ。




貴「あ、傑くんこれ……」




手に持っていた宿儺の指を、傑くんに差し出す。




貴「わたしが祓った呪霊が取り込んでた」




夏「……Aが1人で祓ったのかい……?」




貴「時間掛かっちゃったけど……向こうのみんな気づいてくれなかったしピエンピエン」




夏「ほんっとに君は凄いね……(笑)灰原、応急で封印してくれ。わたしはAを硝子のところに連れていく」




灰「わかりました!」

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はる(プロフ) - もっっっちさん» ど……どタイプですと……!?嬉しすぎます(;o;)ありがとうございます!!引き続き頑張りますので、よろしくお願い致します(*´`) (2021年4月24日 0時) (レス) id: b06c181ae7 (このIDを非表示/違反報告)
もっっっち - うへぁどタイプな作品?!好きです(*´ω`*)更新頑張ってくださいッッッ (2021年4月23日 23時) (レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2021年4月14日 1時

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