お誘い*五条悟*(刻卯様リクエスト) ページ7
刻卯様リクエスト
ありがとうございます♡
【なかなか誘えない夢主ちゃんをサラッと誘う五条】
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『ここのケーキ美味しそう……。悟くん好きそうだなぁ……。』
誰も居ないリビングでそう呟いたAのスマホの画面には、駅前に新しく出来たカフェのホームページが開かれている。
『誘いたいけど……うーん……。』
五条は特級術師で、Aは2級術師。
仕事量の差は歴然で、Aが起きたら五条はもう既に出ているなんて事にはもう慣れた。
帰りも遅く、現に今23時を過ぎているのだが、未だに帰って来ない。
そんな多忙の彼を誘うなど、いくら彼女でも申し訳なくなってしまう。
Aは誘う誘わないで、小一時間ほど悩んでいる。
うーん……とスマホの画面とにらめっこをしていると、玄関の扉が開く音がした。
『悟くんだ!』
リビングの椅子から立ち上がり、小走りで玄関へ向かう。
『悟くんおかえり!』
「A〜!今日も待っててくれたの?」
五条は靴を脱いでスリッパに履き替えると、目隠しを首元までズラしてAに抱き着く。
『あのね悟くん。』
「ん?」
抱き締められている腕の中から顔を出し、五条を見上げる。
誘ってみよう。
そう思ったが、その先の言葉が出ない。
彼の疲れている顔を見ると、とてもじゃないが誘えない。
『今日は蜂蜜たっぷりのカレーだよ。』
「やった。」
・
・
『……え?』
「ここ、今から行かない?」
お互い休みだった翌日。
リビングでのんびりしていると、五条がスマホの画面を見せてきた。
画面に写っているのは、昨日Aが見ていたカフェだ。
『……な、なんで……。』
「昨日誘おうとしてくれてたんでしょ?Aの事は何でもお見通し♡ほら行こ〜。」
五条は車の鍵を手に持ち、Aの手を引いて玄関へと向かう。
・
「超美味しかったね〜。僕ここ通おっと。」
『チーズケーキ絶品だった……。』
帰りの車の中。
車内にはスイーツの甘い匂いが広がっている。
「……ねぇA。僕甘い物食べたら、もーっと甘い物食べたくなっちゃった。家帰ったら食べていい?」
運転している五条は、助手席に座っているAをチラリと見る。
『……?家になんかあったっけ……?』
「あるある♡」
五条にとってケーキより甘い物って何でしょうね……?
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リクエストまだまだ募集中です♡
猫みたい*五条悟(高専)*(刻卯様リクエスト)→←ネタを恵んでくださいという事でリクエスト募集とかしちゃっていいですか……
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華菜『偽名』 - もちろんお時間があればでいいです! (2021年11月3日 21時) (レス) id: 0fc6b946c5 (このIDを非表示/違反報告)
華菜『偽名』 - リク&コメ失礼します!『乙骨憂太』で『任務中呪霊の攻撃をかばって倒れた』なんでどうでしょうか?…そして単純な欲望&書いてほしさで『夏油傑』で『風邪で倒れた』はどうでしょうか…なぜか倒れた系統が好きなんです…小説とってもよかったです!! (2021年11月3日 21時) (レス) @page6 id: 0fc6b946c5 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 刻卯さん» はーいよー!!! (2021年9月19日 20時) (レス) id: fa378eaf30 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 怜さん» 五条人気ですもんねー!五条以外ももちろんドシドシお待ちしてますよー(ムフムフ (2021年9月19日 20時) (レス) id: fa378eaf30 (このIDを非表示/違反報告)
刻卯(プロフ) - はるさん» あー迷う。。。めちゃ迷うのだが。。。んーここは付き合うまでながれで!! (2021年9月19日 16時) (レス) id: 1c6cfaebb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2021年7月23日 11時