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私の知ってる彼 ページ10

「なに?」

自分の部屋に行こうとした足を止める。


「いや、今日ねぇご近所さんに挨拶しに行った時に聞いた話なんだけどね最近ここら辺治安が悪くなってるらしいのよぉ〜!特にAと同じくらいの高校生が!」

「えっ、、」

「だから、今日みたいに友達でも男の子が一緒に居てくれたら安心だわぁ!Aに何かあったら困るし、今日の男の子とはこれからも仲良くするのよ!」


「、、、うん、、」



まさかのお母さんの口からも、この話が出るなんて思わなかった。


そんなに酷いんだ、、、。





本当に本当にジョンハンくんが喧嘩とか悪いことをしているとしたら、彼はどうしてそんな事をしているのだろう、、、。






バタッ。




お母さんの話を聞いた後
一気に疲れがやってきて思いっ切りベッドに倒れ込む。



「はぁ〜、、」

大きなため息がこぼれる。

ミンギュくんの話の後にお母さんの話。
信じたくないのに追い討ちをかけるように
聞かされる現実。


もう何も考えたくなくないなと思った時、
ふと部屋の隅のダンボールと目が合う。

粗方片付いたとはいえ、3個くらいまだ未開封のままのダンボールが残っている。



あれも片付けないと。
たしか、あのダンボールの中写真とかアルバムだから後回しにしたんだっけー。




「、、あっ!そうだ!アルバム!!」


思い出した!
衝撃な話を聞いたせいで忘れていた。


ダンボールにしまっているアルバムに
ジョンハンくんの写真がある!



私は勢いよくダンボールを開けた。



「やっぱり、、!あった!」


写真はたったの1枚だが、
そこには小さい時の私とジョンハンくんがしっかりと写っている。


私は昔、小さくて泣き虫だから男の子達によくからかわれていた。


でもいつもジョンハンくんが飛んできてくれてすぐに助けてくれた。

そして毎回「Aは俺のだから俺しかいじめちゃだめだから!」と謎な決めゼリフを言っていた。


2人が写ってる写真は、私が涙目になりながらも笑っていてそんな私の手をジョンハンくんがしっかりと握ってくれている。だからこの写真の時もジョンハンくんが助けてくれたんだろう。



写真を見つめながら思う。
やっぱりジョンハンくんはミンギュくんから聞いた話のような人じゃない、、!




私がちゃんと自分で確かめなきゃ!!




そう決心して、二人の写真を鞄に入れた。

確かめたい→←疑い



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設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ジョンハン   
作品ジャンル:恋愛
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HAL(プロフ) - もももさん» ありがとうございます(^^)!更新頑張ります! (2019年2月5日 10時) (レス) id: 8fb8292797 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - めっちゃ更新楽しみです!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年2月4日 17時) (レス) id: b550c6d089 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - hanaさん» ありがとうございます(^^)!更新頑張ります! (2019年2月3日 13時) (レス) id: 8fb8292797 (このIDを非表示/違反報告)
hana - 続きが気になります!更新楽しみにしてます!頑張って下さい!(^^) (2019年2月2日 16時) (レス) id: 0e2a547839 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - またさん» 初心者なもので、気付かずすみません、、コメントで気づかせて頂いて外しました。ご指摘ありがとうございます(^^) (2019年2月2日 6時) (レス) id: 8fb8292797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2019年2月2日 3時

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