再会 ページ17
｢あ？｣
私の肩に腕を回していた不良が、不機嫌そうに振り向く。
私も反射的にその声の方に振り向いた。
｢だからぁ、俺屋上行きたいからそこの階段の前に居られると邪魔｣
ダルそうに言いながら私達の前にある進入禁止とテープで貼っている階段を指さす男の人。
え、、、、。まって、、、、。
私がずっとずっと会いたかった人、、。
｢、、ジョンハンく｢なんだよ！ジョンハンかよ！｣
私の口から出るはずの名前は隣にいた不良にかき消された。
｢俺らもさぁ、今から屋上行こうと思ってたんだよね〜｣
｢そうそう！この子！結構イケない？ ジョンハンも一緒に可愛がる〜？｣
いきなりグッと腕に力を入れられ、顔を近づけられる。
その瞬間、怖いのと苦しいので息が詰まる。
身体が強ばった私は、ジョンハンくんを見つめることしか出来なかった。
こんな状態で再会なんかしたくなかったな、、。
男子生徒に捕まってる私なんか見て
ジョンハンくんはどう思ってんだろう。
もっと可愛く会いたかったな、、。
怖いのに頭は、そんな事を考えてしまう。
感情がぐちゃぐちゃになって、どんどん目には涙が溜まっていく。
そんな私を見て、フッとジョンハンくんが笑った。
｢別にいいけどさあ、お前らそんなつまんなそうな女と遊んで楽しいの？｣
口元は笑っているのに、ひんやりとした冷たい目が私に向けられる。
｢俺だったら絶対やだけどね。つーか、もう屋上に女共集まってるよ？ つまんねぇ奴連れてった所で空気悪くなるだけだと思うけど？｣
ジョンハンくんが同じ冷たい目で私の両端にいる不良を交互に見る。
｢やっ、やっぱそうだよなあ！こんな奴いらねぇよな！｣
｢そ、そうそう！ジョンハンの言う通り！｣
そう言って、ジョンハンくんの言葉に焦ったように不良達は私の事を突き飛ばし、俺ら先に屋上行ってるわー！と階段をかけ登って行ってしまった。
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HAL(プロフ) - もももさん» ありがとうございます(^^)！更新頑張ります！ (2019年2月5日 10時) (
レス) id: 8fb8292797 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - めっちゃ更新楽しみです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年2月4日 17時) (レス) id: b550c6d089 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - hanaさん» ありがとうございます(^^)！更新頑張ります！ (2019年2月3日 13時) (レス) id: 8fb8292797 (このIDを非表示/違反報告)
hana - 続きが気になります！更新楽しみにしてます！頑張って下さい！(^^) (2019年2月2日 16時) (レス) id: 0e2a547839 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - またさん» 初心者なもので、気付かずすみません、、コメントで気づかせて頂いて外しました。ご指摘ありがとうございます(^^) (2019年2月2日 6時) (レス) id: 8fb8292797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2019年2月2日 3時
