憧れの彼

明日から ページ2

粗方部屋も片付き、明日の準備をする。


｢明日から新しい学校かあ〜、、｣

そう呟きながら袋から新しい学校の制服を取り出す。


今現在、高校2年生なのだが両親が気を使ってくれて
新学期からの転校になる様にしてくれた。

とても有難い、、、。



コンコン。


制服を掛け終わり、次は筆記用具だな！と必要なものを準備している時ノックの音が響く。


｢A！片付け終わった？ 晩御飯できたわよ｣

扉からひょこっと顔を出し部屋を見渡すお母さん。

｢だいたい片付けたよ〜、明日の準備ももう終わる！ お腹空いた〜！｣


片付けに熱中していて気づかなかったが、
もう19時を過ぎていた。


１回手を付けると止められないんだよね〜。



｢じゃあ、さっさとご飯食べちゃいましょ！明日からAも学校なんだし！｣



｢そうだね〜、今日カレー？｣

｢ピンポーン！正解！｣




下の部屋から香る美味しい匂いに、
さらにお腹が減った。

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