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―増田side―
Aが倒れたって聞いて一瞬で頭が真っ白になった。
でも小山が取り戻してくれたおかげで正気になれた。
急いで仕事を終わらせて今はマネージャーの車でAのいる病院に向かっている。
増「どうか無事でいて。」
手「A大丈夫かな。」
マネ「着きました。」
小「ありがとう。帰りはタクシーで帰るから大丈夫だよ。」
マネ「分かりました。また様態がわかり次第教えてください。」
なんだかんだいってマネージャーとAは意外に話したりする仲になっていた。
加「Aのいる所に早く行こう。」
NEWS「おう！」
俺達は怒られない程度の速度で走ってAの病室へ。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
NEWS「A!!」
Aはベットに背中を預けて座っていた。
「皆、心配かけてごめんね。」
増「どんな感じなの？」
「頭を軽く打っちゃったから一応検査入院なの。それと足は折れてた。」
手「そっか…」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
愛「A〜。そろそろ帰るね…ってこんにちは。」
小「連絡くれてありがとう。」
愛「いえ！A、部活の事は気にしないで大丈夫だからね？
今はちゃんと自分の体を休めるんだよ？」
「ありがとう。じゃあよろしくね。」
愛「うん！失礼します。」
Aの親友なだけあっていい子だな。
足が折れてただけでとりあえずは良かった。
加「足、全治どれくらいなの？」
「早くても3ヶ月はかかるって…」
それだと地区予選に出れない…
あれほど頑張ってきたのに、Aは俺達に心配をかけたくないのか必死に笑顔を作っている。
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作者名：あいすくらいまー | 作成日時：2020年3月3日 20時
