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―小山side―
Aが帰ったあとのNEWSのみんなの反応(5話の後の話です。)
増「てかさ、俺ちゃんと紫龍ってやつの事知らないんだけど。」
手「俺も慶ちゃんが憧れてるってのしか知らない。」
加「双龍って聞いた事あるか？」
増「あれでしょ？なんか2人が揃うと誰も手が付けられないって奴ら。」
加「そう。そのうちの1人がさっきいた紫雲だ。」
小「…」
加「そしてもう1人の龍。それが青井 真央。」
手「へぇー。」
加「それぞれ苗字をとって紫龍と青龍って呼ばれてた。
それが双龍だ。」
俺が紫龍に会いたかった理由。
それは俺が昔に助けて貰った事があるから。
あれはまだ俺がNEWSという存在を知らない時…
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両親が離婚してから父親の方に引き取られ、毎日を普通に過ごしていた。
でもいつからか父親が俺には暴力を振るうようになった。
そこから俺の日常は崩れて毎晩外でウロウロしていた。
売られた喧嘩を買っては相手をボコボコにする。
何も考えなくていい時間だった。その時に紫龍が現れたんだ。
「お前、何やってんの？」
真央「A？」
「とんだ暴れ龍だな。意味の無い喧嘩なんかするなよ。」
小「うるさい。俺の気持ち知らないくせに知ったような口きくなよ。」
「あぁ。私はお前の気持ちも分かんねぇし、分かりたくもねぇよ。
ただ、意味のない喧嘩をするなと言ってるだけだ。」
真央「Aもう行こ。お腹減った。」
「うん。
意味の無い喧嘩はお前の拳を傷つけるだけだ。
探せよ。守りたいものを。
守りたいものがあると自然と強くなれる。」
荒れ果てていた俺の胸にストンと落ちた言葉だった。
そこから俺はNEWSというグループのトップになった。俺より一個前のトップの人が俺になら任せられるって言ってくれた。
守りたいものが出来た。あの頃はあの子が紫龍って事を知らなくてそこらじゅうを探し回った。
そしてようやく出会えたんだ。
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みうら るなり - おもしろかったです!すごく素敵なお話で感動しました♪ (2020年2月18日 17時) (
レス) id: 1bc5e3a4e1 (このIDを非表示/違反報告)
しず(プロフ) - あいすくらいまーさんの作品、ほとんど読ませてもらってます！これからも頑張ってくださいね！ (2020年1月25日 19時) (レス) id: a0576c77e8 (このIDを非表示/違反報告)
彩夜姫 - この小説大好きです！続きが気になります！頑張ってください！ (2020年1月25日 8時) (レス) id: 2d78803305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくらいまー | 作成日時：2020年1月14日 21時
