NEWSの姫になる子 【Y.T】

21 ―手越side― ページ21

Aがここで住むようになってから雰囲気がガラッと変わった。



皆、初めはギクシャクしてたけど今となっては皆Aの事好きなんだよなぁ。



もちろん俺も好き。でも皆とはちょっと違うんだよな。



そう俺の好きってゆーのは恋愛感情。メンバーの好きは友情？家族愛？って言うのかな。まぁそんな感じのやつ。





「ねぇ祐くん！ゲームしよー？」



手「いいよん！何する？」



「祐くんのオススメのやつで！」




たまに俺とAはゲームをする。この時間が1番好きだったりする。



俺は自分の気持ちをいつAに伝えようかそれとも伝えないでいようかずっと迷っている。



だってAは１ヶ月経ったら自分の家に帰る。



NEWSのメンバーになったらどうなるかは分からないけど…



さて、どうするべきかな。





そんなある日…





「祐くん！まっすーが餃子食べたいって！」



手「うん。買いに行くの？」



「んーん！皆で作ろうって話になったの！」



手「あー！そゆことね！」



「下で待ってるね？」



手「OK！すぐ行くわ。」





パジャマから部屋着に着替えてリビングに行く。



すると何やら出かける準備をしているA。





手「Aどこか行くの？」



「うん。まだ買い物出来てないの忘れてて」





ﾁﾛｯと舌を見せて笑うA。ほんとそういう所可愛い。





手「じゃあ、俺もついてくわ。荷物重くなるっしょ？」



「大丈夫だよ！それに祐くんたち今度LIVEあるでしょ？もし怪我とかしちゃったらどーすんのよ！」





こうやって自分のことよりも俺たちの事を最優先に考えてくれるAがほんとに好き。

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