14 ―増田side― ページ14
歩いて数分後雨が降ってきた。
増「うわ。最悪。」
走って帰ると玄関には濡れたAがいた。
「あ、まっすー。おかえりなさい！」
増「ただいま。Aもおかえり。」
「ただいま。すぐにお風呂貯めるね。」
どうせ俺は後回しなんだろうな。
女の子は自分が良ければそれでよし。そんな生き物だ。
でもAは違った。
「まっすー。お風呂湧いたよー。入っちゃって。」
増「え!?」
思わず声が出てしまった。
増「いや、Aも濡れてるんだし先に入っておいで？」
「いや！ダメだよ!!まっすーもうちょっとでTV収録あるでしょ!?」
この一言で俺がAを見る目が変わった。
女の子でもこーゆー子もいるんだって思えた。
俺が知ってる女の子は相手がどうなろうと自分が良ければ全ていい。そんな子達としか出会って来なかった。
俺もどこかで諦めてた。女の子はこうなんだって勝手に決めつけてた。
それをAが変えてくれたんだ。
でもAに風邪を引かせたら皆になんて言われるか分からないからAを先にお風呂に入るように進めたんだけど、頑なに入らないと言う。
仕方ないので俺は急いでお風呂に入ってAと交代した。
とまぁ懐かしい話はこれくらいにしておこう。
今となってはそんなAが大好きだ。あ、恋愛感情じゃないよ？
「まっすー！皆呼んできたから買い物行って来るね！」
加「いや、それ俺ら呼ぶの買い物行ってからで良かったくね？(笑)」
「あ…」
ほら、こういう抜けてるのも好き。
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鈴蘭 - 初めまして！リンカです、ずっと見させていただきました！あいすくらいまーさんの話の書き方大好きです！続編出そうか悩んでいると言っていましたが、出してほしいです！あいすくらいまーさんの話ぜひ読みたいです！ (2019年12月23日 16時) (
レス) id: 2d78803305 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - NEWS大好きで手越君と小山君寄りのオール担当です最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月21日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくらいまー | 作成日時：2019年11月25日 21時
