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騒動 ページ35

色羽side




風邪も治り、いつもより早く出勤したら

出勤時間前だというのにたくさんの人が庭園で待っていた。





猿門「ハジメと付き合ったって!?」




星太郎「嘘って言って色羽〜!」





犬士郎「何故なのだ!!」





猪里「脅されたのか?」





キジ「脅されたんでしょ?」





六力「、、、嘘だよな?」





八力「色羽。考え直さないか?」





九力「なんで双六主任なんだよ!」





兎万兎「俺は認めねぇからな!!」








朝から大声で、、、元気だなぁ皆






『だ、誰からそれを、、、』






「「「ハジメ(双六主任)」」」






う、うわぁぁぁ、、、




まさか初日で言いふらすなんて、、、






『お、脅されてないです。ちゃんと自分の意思で、、、

皆さんには迷惑かけないので、、、認めてくださったら嬉しいです』





頑張って精一杯の笑顔を作ると、皆渋々納得してくれた。やっぱり理解のあるいい人達だ。


















『言いふらすことないじゃないですか、、、』




庭園の長椅子で休憩をしながら少し双六先輩を批難する





一「俺は星太郎にしか言ってねぇぞ。言いふらしたのはあいつだ。」






思わぬ裏切りだ、、、星太郎さん、、、






一「知られちゃまずかったのか?」




わざわざ聞くのか?そりゃまずいに決まってる。





『は、恥ずかしい、じゃない、ですか、、』





皆にそういう目で見られるうえに、本格的に交際が始まったのだど自覚させられる。




すごく嬉しいけど、、、同時に恥ずかしい。





それはそうと双六先輩は何故目を抑えて仰け反っているのだろうか。体調が悪いのか?






『双六先輩?大丈夫ですか?


わっ!?』




双六先輩がいきなり抱きしめてきた。心臓に悪いからやめて欲しい。





一「お前、、、俺をどうしたいんだよ、、」






『何を言ってるのかよくわかりません。』






一「可愛いってことだ」





双六先輩が頬に手を添え、顔を近づけてくる。


反射で目を瞑ると、案の定唇に柔らかい感触。予想外だったのは長いことだ。



いつも一瞬だった。だから耐えられた。


長くて息が出来ない、、、思わず口を開くとぬるりと大きな舌が入り込んでくる



舌が大きくて窒息しそうだ、、、苦しくて双六先輩の胸板を押したら離れてくれた



怪しげな笑みを浮かべて舌なめずりをする双六先輩はかっこよくてくらくらする、、、が、本人には絶対に言わない

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作者名:賢者。おぱんてぃ | 作成日時:2018年12月19日 1時

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