行かないで ページ30
ハジメside
色羽専用ロッカールームから色羽の叫び声が聞こえた気がしたので急いで色羽を助けに向かった。
、、、着替え中か。
目の前の色羽は上着を脱ぎおわってすぐであろう状態だった。
つまり上は下着、下はスカートというとても無防備な格好だ。
中々絶景だ、、、今日の下着は黒だな。背伸びをしているさまが何とも可愛らしい。
ジロジロ見ていたせいで怒られたが、逆にこんな絶景見ないなんて人生9割5分損するだろう。俺はそんなつまらない人間ではない。
例えるならば、、、目の前にオーロラがあるのに足元の虫に目を取られて見ないようなものだろう。
やっぱり身長と顔の割には、、、大きめではあるんだよな。でもなんと言っても1番の魅力はこの理想的な形だろう。
色気を醸し出しつつも可愛らしさも兼ね備えているこの黄金比。(美乳派)
でかいだけじゃダメだ。むしろ小さくていいから形を重視したい。
言い訳をしながらも色羽の体のラインや胸を、、、主に胸をガン見していると、目の前が光に包まれた
雷か、、、と一瞬だけでも視界を遮られたことを怪訝に思いながらまた色羽鑑賞をしようとしていると、、、
色羽が可愛い叫び声を上げながらこっちに飛びついてきた
咄嗟のことでバランスを崩し、そのまま背中から倒れてしまったのだが、、、
雷ありがとう(軽率な発想がすごい)
もしかしなくても色羽、、、雷怖いのか
レアな表情が見れた。めずらしくあからさまに怖がっているのが可愛い。少し泣いているところも可愛い。
あと色羽が俺の上にいる。ありがとう←
そして何より、、、胸が、、、
もう一生このままの体勢でいたいのだが、、、ここは紳士的に振舞って好感度を上げた方が賢明だ。
一「悪いな。怪我ないか?起き上がれるか?」
『だっ、大丈夫、、グスッ、、です』
一「そうか。悪かったな勝手に入ってきて」
立ち上がって出ていこうとすると、また雷が落ちた。
すると今度は抱きついてきた。
くっっっっそ可愛いなコラ。
ただただ悶えていたが、、、ふと、色羽が震えてることに気がついた
『い、行かないで、、、ひとりにしないで、、、』
、、、声が濡れている。
こんな状態の色羽を放っておけるはずがない。
怒られることを覚悟に、色羽の華奢な肩に手をまわし、もう片手で頭を撫でた。
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作者名:賢者。おぱんてぃ | 作成日時:2018年12月19日 1時