雑展開← ページ22
(途中過程はいつか書く←)
その後も命を狙われ続けて、、、今日で最終日。しかもあと2時間で終了だ。
ただいまサシ飲み中だ。
『猿門さ、、猿門。少し早いけど、、、楽しかったです。ありがとうございます。』
酒の入った色羽は少しだけ表情筋が柔らかくなる。
その色羽が安心したように微笑みかけてくれただけでも満たされる。
猿門「こっちこそ、、、我儘聞いてくれてありがとな。夢みたいな時間だった、、本当に、、幸せだった」
『お礼を言うのは僕の方ですよ。
あ、、、そうだ。最後にお願い聞いてもらってもいいですか?』
猿門「なんでも言ってくれ!!」
『じゃあ ────』
・
犬士郎「おい、、、猿門」
猿門「な、なんだよ」
犬士郎「あの色羽の髪の毛はなんだ!!可愛らしいが!!←
誰に断わって色羽の髪を切った!!かわいらしいが!!←←
色羽の絹のように美しい御髪になんてことをしてくれたんだ!!可愛らしいが!!←←←」
予想通り1番先にクレームを付けてきたのはシスコン野郎だった。
猿門「可愛いならいいだろ!!
色羽が頼んできたんだよ!!俺も断ったけどどうしてもって!!」
犬士郎「色羽の御髪は、、、どこにあるのだ」
猿門「袋にまとめてるが、、、」
犬士郎「引き取る!!引き取って埋葬する!」
泣いてやがる、、、。ここまでキャラブレするとは思わなかった。若干引いた。いや、かなり引いた。
そう、、、昨日の色羽の頼みは
『僕の髪の毛、、、肩くらいまで切ってください。』
だった。もちろん断ったが、、、俺じゃないと嫌だと言われて渋々切ったのだ。
散髪はまぁまぁ出来るので変ではないだろう。
腰まであった色羽の長くて白い髪の毛は肩より少し長めくらいまでに短くなった。
長いのもいいが、、、綺麗な輪郭と整った顔を惜しみなく晒している今の髪型もなかなかいい。流石俺だ。色羽の魅力の引き出し方を分かっている。
髪を切った理由は結構乙女チックなものだった
失恋したら髪を切る、、、なんて在り来りな話だが。それだ。
髪の毛と一緒にハジメへの思いを断ち切ると同時に、
弱い自分を本格的に変えたいと思ったらしい。
だから強く反対できなかった。
その後何人もの看守に犬士郎と同じ理由で詰め寄られたのは言うまでもない
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作者名:賢者。おぱんてぃ | 作成日時:2018年12月19日 1時