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やけくそ ページ20

『僕、、、


猿門さんのことそういうふうに見た事ないです。』




そうだよな!!全然気づいてなかったもんな!


まさかこんなにすっぱりと一刀両断されるとは思わなかった



結構かっこいい感じで飛び出してきたよな?うっわ恥ずかしぃいいいいいいい!!




猿門「そうか!!そうだよな!!ごめんな!?なんか!」




『僕を慰めようとしてくれたんですよね?ありがとうございます。

すっかり元気です、、、』



、、、やっぱり諦めきれないな。



猿門「色羽、、、俺は、本当にお前のこと、、」




『僕、、、猿門さんの事、、そういう目で見れる自信がないです。

ごめんなさい、、、。』




猿門「だから!!」





そう言って色羽を離し、真っ直ぐに目を見る





猿門「思い出に1週間だけ恋人ごっこしてくれよ!!」





『へ?』





猿門「な?頼むよ!!そしたら諦め、、、られねぇけど!!色羽の恋路の邪魔もしな、、、くもないけど!!頼む!!」




何言ってんだ俺は。



絶対嫌われた。引かれた。





『気持ちは嬉しいですし、、何より猿門さんには日頃お世話になってるので

そんなこといいなら、、僕でいいならお相手しますよ。』





え、、、マジで?



思わぬラッキーだ。やったぁ!!






猿門「じゃあ明日から1週間!!


1週間は呼び捨てでよんでくれ!あと、、、休憩も一緒に飯食おう!それと!あ、1回でいいから色羽の弁当食べてみてぇな!!

それから!毎日部屋まで送る!!サシ飲みもしてみたい!!手も繋いでみたい!」




『なんか、、、可愛いですね。猿門さん。


僕でいいならなんでも言ってください』





と、いつも少し微笑んで承諾してくれた。




嬉しくてまた抱きしめてしまった。そしたら色羽も弱々しく抱きしめ返してくれる。




心なしか植物達がため息を着いた気もするが気にしない。





1週間だけでも、、、彼氏は嬉しいものだ。




勘違いしないで欲しいのだがこれは色羽を諦めるための行為ではない。


色羽とはきっと未来永劫恋人にはなれないだろうから色羽の優しさに漬け込んで1週間だけでも恋人気分を味わいたいというただそれだけだ。




俺は色羽が誰と付き合おうが誰と結婚しようが諦めるつもりは無いし邪魔もするし隙あらば盗る。




とにかく1週間は、、、。この1週間は欲望に忠実に思いっきり楽しむ。

危機→←涙



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作者名:賢者。おぱんてぃ | 作成日時:2018年12月19日 1時

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