水着 ページ15
色羽side
水に顔をつけれるようになったし浮き輪を使ったら海にも入れるようになった
楽しいな〜なんて思っていたら急な尿意に襲われてお花を摘み行ったのだが、、、
「お嬢ちゃんめっちゃ可愛ね!!お兄さん達と遊ばない?」
「あっちの方人少なくてのんびり出来るよ!」
高校生?大学生くらいの男の子5人に囲まれてしまった。
いくら年下とはいえど5人もの大男に囲まれては怖い(人見知り)
『あ、えっと、、その、、』
連れの人が待ってる、、たったそれだけの事も震えて言えない。
やだなぁ、、、こんな弱虫。
「君中学生?結構胸あるんだね」
「パーカーの下は水着なの?お兄さん達見てみたいなー」
こういう質問でも怖くなってしまう。セクハラは双六先輩で慣れていると思ったのに、、、
俯いて涙を堪えているとパーカーのチャックに手が伸びてきた
しかしチャックを降ろされることはなく、大きな手が僕を引き寄せた
一「俺の女に何の用だ?」
双六先輩の顔を見た男の子達は慌ててどっかに行った。
まぁ顔怖いし背も高いし顔が怖いからなぁ、、
なんて頭では考えていても意に反して涙が次から次に零れてくる
一「怖かっただろ?お前人見知りだもんな」
『別に、、怖くなんて、、グスッ』
一「じゃあそういうことにしてやるよ」
そう言ってサラッと抱きしめられた。
いつもなら怒るが助けてもらったし、、、今日だけは見逃してあげよう
一「お前パーカーの下に水着着てんだな
見てもいいか?断られても見るけど」
『、、、だ、ダメです。似合わないので』
ダメと言ってるのに双六先輩はチャックを下ろしてくる
下げられないように両手で抵抗するがスピードをゆるめることさえできないままパーカーを脱がされた
『、、、笑いたいなら笑えばいいじゃないですか』
お子ちゃま体型のくせに少し背伸びをしすぎてしまった
白いチョーカーに胸の真ん中にピンクのリボンが着いた白いビキニ。加えて白いガーターリングだ。
キジさんと三鶴さんが選んでくれたけど、、、やっぱり恥ずかしかったので兄様にパーカーを貸してもらったのだ
だからどうして双六先輩が泣きながら手を合わせて僕を拝んでいるのか全くわからない
恋は盲目というが、、、ほんとに何も見えてないのではないだろうか
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作者名:賢者。おぱんてぃ | 作成日時:2018年12月19日 1時