検索窓
今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:7,925 hit

慰め ページ12

色羽side






((チ──────ン、、、




ガーデンテーブルに突っ伏しながら絶望する






詰んだ。絶対嫌われた。全部双六先輩のせいだ。






しかも八つ当たりしてしまった、、、。兄様は悪くないのに。






『はぁぁぁ〜(クソデカ溜息)』





兄様に合わせる顔がない、、、醜態晒した挙句恥ずかしさのあまり八つ当たり、、、救いようがない







それもこれも全部双六先輩のせいだ






ショックすぎて立ち上がる気にもなれない。植物達に水あげなきゃなのに




まぁいいや。今日くらい楽してもバチは当たらない。


指を鳴らして庭園内に雨を降らせ、暫くして止ませた。







一「珍しくサボりか?」





『、、、、、、』






ショックすぎて追い払う気にもなれない。






一「お前もタイミング悪いやつだよな

さっきのは悪かった。」





『ムッスー))、、、、、、。』






やっぱり何もする気にもなれなくてひたすら黙り込む


すると、何を思ったのか双六先輩が僕の隣の椅子に座って頭を撫でてきた




一「徹夜でふわふわしてたんだろ?」




『コクッ))』




一「だから思ってもないこと言っちまったんだろ?」





『コクッ))』




一「落ち着いたら謝りに行こうな」





『コクッ))

う"っ、ふぅっ、、グスッ

全部っ、先輩のせいだぁああ!!』



立ち上がって双六先輩の胸板をぽかぽか殴る。このくらい許してもらえるはずだ。悪いのは双六先輩だし。




元はと言えばこの人が昨日ほっぺ舐めたから、、思い出したら寝れなくなって、それでコーヒーこぼしていつもより短いスカートになってしまって、挙句にこの人が紐パンの紐解いたからこんなことになったんだ








一「悪かったって」



そう言って双六先輩は僕を引き寄せて、膝の上に乗せて抱きしめた



そして頭と背中をポンポンされる





この人のせいなのに、、、なのになんでこんなに安心するんだろう





『先輩のせいなのにぃい、、、、グスッ』




一「そうだな。俺のせいだな


寝不足なんだろ?少し寝とけ」






『だ、誰がこの状況でぇ、寝れ、ま、、スヤァ…』









(この後めちゃくちゃ仲直りした)

お茶会→←反抗期



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:ナンバカ , 双六一 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:賢者。おぱんてぃ | 作成日時:2018年12月19日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。