慰め ページ12
色羽side
((チ──────ン、、、
ガーデンテーブルに突っ伏しながら絶望する
詰んだ。絶対嫌われた。全部双六先輩のせいだ。
しかも八つ当たりしてしまった、、、。兄様は悪くないのに。
『はぁぁぁ〜(クソデカ溜息)』
兄様に合わせる顔がない、、、醜態晒した挙句恥ずかしさのあまり八つ当たり、、、救いようがない
それもこれも全部双六先輩のせいだ
ショックすぎて立ち上がる気にもなれない。植物達に水あげなきゃなのに
まぁいいや。今日くらい楽してもバチは当たらない。
指を鳴らして庭園内に雨を降らせ、暫くして止ませた。
一「珍しくサボりか?」
『、、、、、、』
ショックすぎて追い払う気にもなれない。
一「お前もタイミング悪いやつだよな
さっきのは悪かった。」
『ムッスー))、、、、、、。』
やっぱり何もする気にもなれなくてひたすら黙り込む
すると、何を思ったのか双六先輩が僕の隣の椅子に座って頭を撫でてきた
一「徹夜でふわふわしてたんだろ?」
『コクッ))』
一「だから思ってもないこと言っちまったんだろ?」
『コクッ))』
一「落ち着いたら謝りに行こうな」
『コクッ))
う"っ、ふぅっ、、グスッ
全部っ、先輩のせいだぁああ!!』
立ち上がって双六先輩の胸板をぽかぽか殴る。このくらい許してもらえるはずだ。悪いのは双六先輩だし。
元はと言えばこの人が昨日ほっぺ舐めたから、、思い出したら寝れなくなって、それでコーヒーこぼしていつもより短いスカートになってしまって、挙句にこの人が紐パンの紐解いたからこんなことになったんだ
一「悪かったって」
そう言って双六先輩は僕を引き寄せて、膝の上に乗せて抱きしめた
そして頭と背中をポンポンされる
この人のせいなのに、、、なのになんでこんなに安心するんだろう
『先輩のせいなのにぃい、、、、グスッ』
一「そうだな。俺のせいだな
寝不足なんだろ?少し寝とけ」
『だ、誰がこの状況でぇ、寝れ、ま、、スヤァ…』
(この後めちゃくちゃ仲直りした)
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作者名:賢者。おぱんてぃ | 作成日時:2018年12月19日 1時