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「今日はサービスでお兄さんがコーディネートしてあげよう！」
寮服に変わったケイトは、そう言うともう一度マジカルペンを振る。
すると＿＿
「「おぉ！」」
３人と１匹の服装は綺麗に変わっていた。
少女の服装も変わっていた。エース達とお揃いだ。
グリムのリボンもハーツラビュル使用になっていて可愛らしい。
「おーっ！めっちゃイケてる！」
「にゃっはー！カッケーんだゾ！」
エースとグリムも嬉しそうだ。
「ふふ、馬子にも衣装ってね。」
「それはお前の事か？」
「勿論、エースの事だよ。」
「へぇ。ならば戦争だ。」
少女がくすりと冗談を言うとエースが突っかかってきた。
流石にここで喧嘩するほど少女も馬鹿ではない。
「馬鹿。短気は損気だぞ、エースくん。ここで喧嘩してみろ。また首が飛ぶぞ。」
「…言い返せないのが悔しい。」
少女がそう言うとエースは悔しそうに拳を収めた。
まぁ、英断だ。魔法ナシの喧嘩で少女に勝てないだろうからな。
「さぁ、マロンタルトの贈り物を忘れずに。パーティーへれっつらごー！」
ケイトはそんな２人を見ると、笑いながらパーティーに一歩踏み入れた。
「クロッケー大会の前にまずは乾杯を。ティーカップは行きわたってるね？
では、誰の誕生日でもない、＜なんでもない日＞を祝して！乾杯！」
「「カンパーイ！」」
会場ではすでにリドルの合図により、乾杯が行われていた。
リドルの機嫌も悪くなさそうだ。
「エースちゃん、今がチャンスなんじゃない？」
ケイトが上手く後輩を導いている。
「よし…。」
エースは深呼吸を1つ。
意外と緊張症なのか？
「大丈夫、エース行っといで。似合ってるからさ。」
「お前こういう時だけ褒めるのズルいからな？…行ってくるわ。」
最後に少女がこっそりと喝を入れると、エースはリドルをまっすぐ見ながら一歩踏み出した。
「あの〜寮長。」
「キミは…あぁ、タルト泥棒の１年生か。」
エースが声をかけると、リドルはチラリとエースを見る。
「えーっと、タルトを食べちゃったことを謝りたいと思って…新しくタルトを焼いて来たんですけど。」
「ふぅん？一応聞くけど、なんのタルトを？」
エースが告げるとリドルはタルトの種類に興味を示す。
これは好感触だ。
「よくぞ聞いてくれました！旬の栗をたっぷり使ったマロンタルトです！」
＜マロンタルト＞だと聞くと、リドルは
「マロンタルトだって！？信じられない！」
想像と180度違う反応を示した。
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芋けんぴ(プロフ) - Ｒ−アル−さん» しみわたりました！！ (2021年7月25日 1時) (
レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 芋けんぴさん» 五臓六腑に？！？！ (2021年7月19日 20時) (レス) id: 4d2464a69b (このIDを非表示/違反報告)
芋けんぴ(プロフ) - 無題さん» ご指摘ありがとうございます。ただちに訂正して参ります！ (2021年7月14日 7時) (レス) id: e6e71631e0 (このIDを非表示/違反報告)
無題 - 突然失礼します。20-1の決闘が血統になってます。 (2021年7月14日 6時) (レス) id: 6b1b4e2ad9 (このIDを非表示/違反報告)
芋けんぴ(プロフ) - どんさん» そうですか…。すみません、謝らせてしまって。 昔に一度試してみたのですが、出来なくて…。別の方法を探してみます。(´;ω;｀)一応、イメージイラストはちゃんとあるんですよ…。 (2021年7月12日 18時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芋けんぴ | 作成日時：2021年1月6日 22時
