Fainting Fancies ページ28
別にするのは構わないが、どうして私なのか。癒し呪文なんて使えない…いや、知らない。
｢怪我の手当だ｣
｢あ、いや、うん。わかるよ。でもどうして？｣
｢そうだな…。Aからクディッチへの好奇心と情熱を感じたんだ。それじゃ理由にならないか？｣
好奇心はまだしも、私のどこら辺からクディッチへの情熱を感じたのだろうか。
そう思いながらも、オリバーの大きな手が頭を撫でているのが心地よくて目を細めた。
｢でも私、何も出来ないよ。マグル式でしかできないもん｣
｢それならマダム･ポンフリーに教わればいいさ。彼女はずっと救護係が欲しいって言ってたからね、喜んで教えてくれるはずだ｣
｢そ、そうなの｣
｢よく分からないけど、私でいいなら｣と返事をすればオリバーは満面の笑みを浮かべた。
…まあ、ハリーや双子達が怪我をした時に助けになれるのならば、やってもメリットはあるか。
そう思って了承する事にした。
オリバーが嬉々とした表情でまたクディッチを語り始めたので、私はあからさまに寝落ちしそうな素振りを見せた。
｢…それで、ビーターが逆手でブラッジャーを……A？｣
｢……眠いよオリバー｣
｢うーん…。まだ話したかったけどな。もうこんな時間か、仕方ない。僕も寝ることにするよ｣
｢うん。ありがとうオリバー。とてもいい話が聞けたから。救護係、マダム･ポンフリーに話して呪文覚えておくね｣
｢ああ、それだと心強い。…じゃあ、おやすみA｣
｢おやすみオリバー。いい夜を｣
そう言って、談話室の階段から登った先で右と左に分かれた。
クディッチのルールも聞けたし、オリバーという新しい友達もできた。
今日は眠れなくて得したかもしれない。
そう思いながら目を瞑った。
――――――――――
個人的にウッドが好きなので絡ませたかったんです。笑笑
これからもっと喋らせたいな。
ちなみにもっと絡ませたいキャラがいたらコメント欄でお知らせくださいね。
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まのじぇに(プロフ) - ベルモットさん» 引き続き読んで頂きありがとうございます！夢主ちゃんにはまだまだ本人も知らない秘密が眠っているので、それが明かされていく過程も楽しみにしていてくださいね♪ (2019年9月6日 18時) (
レス) id: b42c29f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 拝読させて頂いています。ベルモットです。ハリーポッターシリーズは以前から好きだったので自然と興味が出ていました。夢主が冷静で獅子寮でも純血なのでスリザリンの目の敵で、凄さがありますね。 (2019年9月6日 12時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ess(プロフ) - アケメネスさん» 圧倒的感謝…！！この物語は99%が妄想でできてるんです、文章力なんてないんです(´；ω；｀)でも嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張ります(≧▽≦) (2018年3月15日 13時) (レス) id: fe1d712b38 (このIDを非表示/違反報告)
アケメネス(プロフ) - 好きだ、、、めちゃくちゃ好きです、、、。素敵な物語をありがとうございます。文章力、想像力、全てにおいて尊敬です！！続き楽しみに待ってます。 (2018年3月15日 10時) (レス) id: ba4ae53b18 (このIDを非表示/違反報告)
ess(プロフ) - 名無し37805号さん» そう言っていただけて嬉しいですー！｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡更新頑張りますね！(*^^*) (2017年9月19日 6時) (レス) id: 6d83731746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まのじぇに | 作成日時：2017年8月21日 10時
