寝惚け声ジョン=ドゥ ページ27
｢ねえオリバー。私クディッチって見たことないんだけど、どんなものなの？｣
正直オリバーにこの話題を振るのは地雷を踏むのと同じだとハリーに言われそうだが、この眠れない夜には丁度いい。いつの間にか子守唄になるだろう。それに、クディッチの事について知りたいのは本心だった。
｢クディッチ…見たことないのか？魔法族なのに｣
｢あー。えっと、ほら。私引き取られたから、マグルの家に｣
｢なるほどな。そりゃあわからなくて仕方がない。じゃあ、僕が1から説明するよ｣
するとオリバーは先程より幾分か声のトーンを上げて話し始めた。
心なしか、誇らしげな笑みを浮かべている。それだけクディッチが大好きで、キャプテンであることに誇りを感じているのだろう。
私はオリバーから、クディッチの基本的なルールを教えて貰った。
1チーム7人で、3人のチェイサー、2人のビーター、1人のキーパーとシーカーから構成されていること。
シーカーが金のスニッチを取ればゲーム終了、勝利が確定し、その面でハリーはとても重要な役割だということ。
オリバーはキーパーで、クアッフルがゴールに入るのを防いでいること。
そして、クディッチは楽しい、熱くなれる、最高の競技だということ。
やはりオリバーにクディッチの事は聞くべきではなかったかと後悔の念に駆られた。
オリバーにクディッチを語らせればその口は止まることがないとハリーから散々聞いたはずだったが。
あまり話を耳に入れないようにぽけーっとしていると、名前を呼ばれた事にも気がついておらず、痺れを切らしたオリバーに肩をもってぐらぐらと前後に体を揺さぶられた。
｢わ、｣
｢聞いてた？｣
｢……聞いてない｣
オリバーはため息をついて、｢もう一回言うからな｣とまた息を吸いこんだ。
｢A、もし良ければクディッチの救護係をやってくれないか｣
｢…………？｣
救護係？
頭の中でその三文字がぐるぐる回った。
救護係って…。救護をすればいいのだろうか。
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まのじぇに(プロフ) - ベルモットさん» 引き続き読んで頂きありがとうございます！夢主ちゃんにはまだまだ本人も知らない秘密が眠っているので、それが明かされていく過程も楽しみにしていてくださいね♪ (2019年9月6日 18時) (
レス) id: b42c29f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 拝読させて頂いています。ベルモットです。ハリーポッターシリーズは以前から好きだったので自然と興味が出ていました。夢主が冷静で獅子寮でも純血なのでスリザリンの目の敵で、凄さがありますね。 (2019年9月6日 12時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ess(プロフ) - アケメネスさん» 圧倒的感謝…！！この物語は99%が妄想でできてるんです、文章力なんてないんです(´；ω；｀)でも嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張ります(≧▽≦) (2018年3月15日 13時) (レス) id: fe1d712b38 (このIDを非表示/違反報告)
アケメネス(プロフ) - 好きだ、、、めちゃくちゃ好きです、、、。素敵な物語をありがとうございます。文章力、想像力、全てにおいて尊敬です！！続き楽しみに待ってます。 (2018年3月15日 10時) (レス) id: ba4ae53b18 (このIDを非表示/違反報告)
ess(プロフ) - 名無し37805号さん» そう言っていただけて嬉しいですー！｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡更新頑張りますね！(*^^*) (2017年9月19日 6時) (レス) id: 6d83731746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まのじぇに | 作成日時：2017年8月21日 10時
