嘘空と霧蘭の双子の子【呪術廻戦】×【ヒロアカ】 (ページ23)

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17時間の（非）バカンスページ23

『え、あぁうん。はい』

なるべく窓側に寄せてちょこんと座る

しかしこの飛行機は間の手すり？が無いので、どれだけ詰めても相手がこっちに寄ってくれば終わり

直哉「いやーなんの任務やろうな？楽しみやわ〜」

『ア、ウン。ｿｳﾀﾞﾈ』

直哉「悟くんの授業どない感じ？楽しいやろ」

『トッテモﾀﾉｼｲﾖ』

直哉「……あー俺眠うなってきたわ、肩貸してな」

『エ、イヤ、あの席を下げたら良いかとｵﾓﾜﾚﾏｽｶﾞ』

直哉「うーん、ほなおやすみ〜」

まったく人の話を聞かねぇ

こいつだけはほんっとに苦手なんじゃい

いつも悟くん♡甚爾くん♡言っとんのになんでそれにAちゃん♡ってなんだよ

どうせなら真希ちゃん♡にでもなっとけ

肩ですやすやと眠る直哉に頭ん中でボロクソ言う

『でも顔だけは良いんだよなぁ……』

まだ白々しくてピッチピチのお肌に少し触れるとサラサラと言う効果音がつきそうなくらい綺麗だった

なんか寝込みを襲って触るなんておじさんみたい

手を離して自分も音楽を聞こうとすると、触ってた方の手をパシッと握られた

『え、起きてんのかよ』

直哉「Aちゃんってもしかして馬鹿？あの一瞬で寝れるわけないやろ」

『寝息聞こえたから…‥騙された』

直哉「顔だけは綺麗って、性格もやろ♡
触るほど俺の顔が好きなんやったらキス１つぐらいさせてやってもええで」

『いや冗談やろ、ファーストはまだ取ってるんで』

直哉「へぇーAちゃんファーストまだなんや♡見た目の割にまだまだお子ちゃまやな」

『いやいや、階級はあんたより上や
勝てん相手に遭遇してチビってたら助けてやろうかな』

直哉「わ〜毒舌♡兄の方は嫌いやけどAちゃんの方はほんま好きやわぁ、俺と付き合わん？」

『馬鹿？嫌に決まってんだろ』

直哉「そんなこと言って、照れ隠しやろそれ」

『んなわけあるかい』

直哉「はいはい、ほな本気で寝るな。邪魔すんなよ」

やーっぱり肩で眠りやがった

いちいち気にしても時間の無駄なのでそのまま伏黒に連絡を返す

〈五条先生凄い勢いで飛び出していきましたけど何かあったんですか？〉

〈まさかの合同任務だった。相手が直哉〉

〈先輩が生きて帰ってくることを願ってます〉

〈逆でしょ、私がボロボロにすんだよ〉

え、私直哉より下に思われてる？？

顔もスタイルも強さも性格も全て私の方が上でしょ

真希ちゃんにどっちが良い？って聞いたら絶対こっちに来る自信あるわ