出来損ないの私だから。【ハリポタ】賢者の石2 (ページ46)

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バレンタイン編⑥ ページ46

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢食堂での声が聞こえておらんかったみたいでな、連れてきてしもうた｣

『………そうですか』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢ほっほっ容赦ないのう。バレンタインがあるのは知っておるね？｣

『まぁ、はい』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢ならば話は早い。渡す人はもう決めたのかと思っての｣

『？？』

渡す人？？誰が？何を？

言っている意味がよく分からず？を浮かべた

ｷﾞﾙﾃﾞﾛｲ｢君が渡す人をだよ！！！！まぁ私だろうが！！｣

『私が？？』

ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ｢あぁ、お前さんも渡すんだろう？？バレンタイン｣

｢何を作る予定なのか教えてくれんか｣

『あぁ、バレンタイン………』

『いや、渡さないけど』

ｽﾈ｢…………はぁ…｣

渡さないことを言うとスネイプがため息をついた

その他の先生はやっぱり、と言わんばかりの顔している

わけが分からない……

ﾏｸｺﾞ｢やはりそうでしたか｣

『え、？』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢バレンタインに渡さないなど少し楽しみが足りんと思うのう…なぜ渡さない？｣

『特に理由は無いです。作るのが面倒で渡す人も居ないので』

ﾙｰﾋﾟﾝ｢私は君からのバレンタインがあれば嬉しいなぁ｣

『あ、なら何か買いますね』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢よく分かっておらんようじゃな。ユウ、君には少し違ったバレンタインを過ごしてもらいたい｣

『違った……』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢何も言わなければ君は誰にもあげんと思っての。そこでこれを｣

貰った羊皮紙を広げて見てみると先生たちの名前、そしてハリー、ロンなどの数人の生徒など、色んな人の名前が書いてある

名前の横にはそれぞれ小さな四角が書いてある

………嫌な予感がする…

『……これは？』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢分かっておるだろう？？そこに書いてある人達にバレンタインを渡しなさい。いいね？｣

『こんなにも沢山……？？』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢君に関わりのある人たちはざっとこんなものじゃろう。なぁに、好意が無くても手作りでなくても良い。感謝の気持ちを伝えれば良いんじゃ｣

ﾏｸｺﾞ｢嫌ならしなくてもいいんですよ。ただ、バレンタインを楽しんで貰いたいのです｣

『…………』

普段、マクゴナガル先生にはだいぶお世話になっている

先生だけでなく他の人にも同じように、だ

………今年ぐらいは、渡してみても良いのだろうか