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大倉side

「っ、今江!!古謝!!」

きっと大丈夫

そう思ってたのに

俺らの前には冷たい石畳の上に2人が横たわっていた

「っ、おい!!大丈夫か!!」

「…大倉」

「死んでへん!絶対っ、死んでへん!!」

「…あかん…多分死の呪文や」

「大倉、2人は…もう…」

認めたくない

2人が死んだやなんて

そんなん…

「認めたく…ない…っ!」

それでも2人が死んだという現実は変わらなくて

「残党は?!」

「そっちの瓦礫の中おらんのか?!」

また、2人を殺した残党がおるという現実も変わらない

「ここにおらんのやったら大広間まで行ってもうてるんや…?!」

「っ、ここ頼んだ!ヒナ!!」

「おうよ!」

横山くんと村上くんが残党を追ってくれてる

丸とヤスは2人の亡骸を抱えてみんなの所に行ってくれるみたいや

…あれ…なんか忘れてるような…

「大倉、そういや助けてきてくれた学生は…?」

そうや、あのグリフィンドールとレイブンクローの学生…

紋章が赤と青やったから多分そうや

顔はフードのせいでよく見えんかったけど…

「わからんっ…顔もよく見えんかった…」

「でも姿が見えんってことは大広間に戻ってる可能性が高いんやない…?」

「でも今江と古謝を殺したデスイーターやで?学生が生き残れてるとは…」

「考えにくいな…」

「とりあえず俺らは2人をみんなのとこに…」

「せやな…」

そんなことを話してたら横山くんの守護霊が飛んできた

「デスイーターの残党は大広間までの通路で無事確保、学生2名も重傷ながら今のところ生きてる、今江と古謝は、大広間に連れてってやってくれ、余ったやつはこっちに向かって欲しい」

「…やって…」

「よ、かった…」

2人だけでも助かってよかった

このままやったら俺は4人も人を殺したことになってた

「俺ら2人はみんなのとこ行ってから行くから大倉先行っとってくれん?」

「わかった…ありがとう」

「んーん、どういたしまして」





横山side

大広間までデスイーターが入り込んでたとしたらまずいことになる

ヒナもそれはもちろん分かってるみたいで今俺らに出せる全速力で大広間にむかった

「っ、ヨコ!」

前を行っていたヒナが急に止まった

何かと思って曲がり角を覗くとそこには血まみれのデスイーターがおった

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にーな(プロフ) - 志乃さん» いえいえ!久しぶりに書いたのでご希望に添えたかわかりませんが…ぜひまたリクエストお待ちしています! (2021年10月5日 9時) (レス) id: 26a138eed8 (このIDを非表示/違反報告)
志乃 - にーなさん» ありがとうございます…! (2021年10月4日 23時) (レス) @page10 id: 382ee7cf4c (このIDを非表示/違反報告)
にーな(プロフ) - ぴくみんさん» リクエストありがとうございます!毎日一話ずつ更新しているので少々お時間いただきますがしっかり書かせていただきます! (2021年10月4日 22時) (レス) id: 26a138eed8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴくみん - 長尾クン中心のお話書いて欲しいです!病系でもなんでも書きやすいので大丈夫です! (2021年10月3日 21時) (レス) id: ef1bab52bb (このIDを非表示/違反報告)
にーな(プロフ) - 志乃さん» リクエストありがとうございます!本編を一章更新した後に投稿しようと思っているのでもう少しお待ちください! (2021年9月29日 10時) (レス) id: 26a138eed8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にーな x他1人 | 作成日時:2021年9月24日 0時

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