第五話 ページ6
『ふぁ〜』
緑色のカーテンが目についた。
そっか、私スリザリンに入ったんだ！
隣を見るとかわい子ちゃんが寝てる。
いつ見てもかわいいな〜
まだ朝が早いので、ミアちゃんを起こさない様に
そっと談話室へ向かった。
談話室には誰も居なくシンとしていた。
暖炉の火をみながら、ボーっとしていた。
「おい、朝ごはん食べに行かないのか？」
『え？セブルス君⁉あ、行こう行こう！』
「何に驚いてるんだよ」
『いや、セブルス君から話しかけられるの少ないから。』
『セブルス君、もっと食べないとお腹空くよ。』
「朝からそんな食べられるか！」
『いや、普通食べれるでしょ』
「お前が異常なだけだ」
『マジ？今日さ、初授業なんだよね』
「そうか。」
反応薄。
「セブ〜！おはよう！」
「あ、リリーおはよう」
え、え、リリーかわいすぎる。
ヤバい可愛い♡
ミアちゃんがツンデレだったら
リリーはｻﾞかわいいみたいな感じ？
「はじめまして！私、リリー・エバンズって言うの！宜しくね！」
『A•Aです！仲良くしてね！』
「えぇ、勿論よ！私の事はリリーって呼んで！」
『リリー、宜しくね！私はAって呼んでね』
朝の楽しいひとときでした。
「では二人組を作って、調合を初めなさい。」
『セブルス君、一緒にやろう！』
「別に良いが、お前ちゃんと出来るのか？」
『え？ん〜？出来るか出来ないかで言ったら、出来ないよ』
ギロッと睨まれた。
ぴえん
やっぱり1ミリもわかんないので全部セブルス君に任せた(((
『やっぱセブルス君天才だね〜』
「お前が出来なさすぎるだけだろ。」
もう、呆れられてる(涙)
セブルス君は天才なのでスリザリンに10点が入った。
『色々ありがとね！』
「色々とは？自分で調合をせずに人に全て任せたことか？」
『あ…。ゴメン』
「まあ、お前が調合したら碌なことにならないからなぁ。」
『ハハッ…。次の授業って何だっけ？』
「確か、変身術じゃなかったか？」
『そっか〜。あれも難しそう…。』
「お前は全部苦手だろ？」
『……。』
図星なのを隠す様に黙りこんだ。
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作者名：名無し | 作成日時：2021年2月23日 20時
