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例の、あのバカみたいな図体をした大男が先頭をきって懐かしのホグワーツに向かっている。ペットの蛙に逃げられたと言うロングボトム家の子供は、見るからにトロそうだったと此処に記しておこう。
あ、そうそう。マルフォイの話だが、ウィーズリーによると未来の僕＿＿ヴォルデモート＿＿の部下だったらしい。アブラクサスに子供が出来たとは… それに、ハリーと同世代の彼がいるということは孫もいるということ。
おじいさま、と呼ばれるかつての同士を想像して腹を抱えたのは内緒の話である。
それにしても、まだダンブルドアは馬鹿大男をホグワーツに置いているのか。50年程前のあの事件は僕が犯人だと分かっているだろうが、他の教師から反対はなかったのだろうか。
ああ、気にくわない。英雄様の体を使ってもう一度陥れてやろうか。
まぁ、狸ジジイ(ダンブルドア)に僕が見つかったら本体(黒い日記帳のことだ。ハリーが持っている)をどうにかして壊すだろうけど。
でもハリーとは結構一緒に居た仲だし彼に迷惑をかけることは極力しないでおこうと思う。極力ね。
「ねぇ、A、いる？」
「A…、あぁ、君の親友だっけ。」
「うん。彼、僕がマグルのところにいた時から魔法について色々知っていたから、組分けのこと知ってるかなって… 」
キョロキョロと視線をさ迷わせるハリーの前にスッと姿を現した。…あ、しまった。うっかりいつもの癖で呼ばれて出てきてしまった！ 僕は少し、彼に甘い部分がある気がする。
やっちまった、という顔をする僕にハリーは姿を見せたことが嬉しいのか顔を綻ばせた。隣のウィーズリーは初めてみた僕の姿に目をパチパチさせている。
あぁ、丁度ゴースト達が来ている時で良かった。いや、ゴーストなんかと一緒にされたくなんかなかったんだけど。周りの新入生達は、「イケメンのゴーストがいる！」と騒いでいた。イケメン？ 当たり前だろ。
その後、不安気なハリーに組分け帽子を被ることを教えた僕は、此処にいると思っていなかったマクゴナガルが来るまでハリーと喋っていた。
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猫也 - 例のアレな人(誤字にあらず)とフォイの扱いに吹きました。 見ていて楽しいです。 (2017年5月1日 17時) (
レス) id: 3468c2ec8f (このIDを非表示/違反報告)
猫也 - すごく面白いです。 文章も読みやすいですし、更新がたのしみです。 待ってるので、頑張ってください。 (2017年5月1日 17時) (レス) id: 3468c2ec8f (このIDを非表示/違反報告)
緑猫 - Rさん» コメントありがとうございます！設定とかもろもろ滅茶苦茶ですが何とか辻褄合わせて頑張ります！ (2017年3月31日 0時) (レス) id: 0f1b657cd0 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！応援してます (2017年3月30日 20時) (レス) id: 25d902fe11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑猫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=92287f70ddf83f82a39ea7c9d0c473c7...
作成日時：2017年3月23日 17時
