五十五 操side ページ8
この私が追いつけないなんてっ…！
緋村って、なんて速いの！？
人1人抱えてるのに…
って…またいちゃいちゃしやがって
Aさん、まともだと思ったんだけど…
操「だから何でいちゃいちゃしてんのよー！！」
剣心「おろ！」
あっ、また加速した…
追いつけない…！
焦った私は道端の石につまづいた。
操「いっ…たぁ…はっ！緋村は！」
緋村とAさんはこちらを少し遠くから見ていた。
よし！これで追いつける！
そう思って飛び出したけど…
目の前に広がるのは大きな崖だった。
操「なに…これ…」
まさか飛び越えたの？
剣心「鬼ごっこは終いでござる。」
緋村は冷めた目つきで私を射竦める。
Aさんの瞳は伏せられていた。長い睫毛が頬に影を作っている。
何だか2人ともおかしい。
操「なっ…なに言ってんの！私はこれからあんた達から蒼紫様の事聞かなくちゃいけないのよ！」
剣心「思いを断ち切って忘れたほうがいい。その方がお主も幸せでござる。」
なに、勝手なこと言ってんの？
操「なにが“思いを断ち切って忘れたほうがいい”よ！」
絶対蒼紫様の事諦められない！
剣心「馬鹿！よせ！」
操「自分が想っている人を忘れることのどこが幸せなのよ！」
剣心「っ！」
『操ちゃんっ！！』
崖を飛び越えられる…訳がなくて。
私は真っ逆さまに落ちていく。
薄れる意識の中でAさんの顔が見えた。
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (
レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ！すみません、ありがとうございます！ (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜！このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚姫 | 作成日時：2016年5月28日 8時
