五十三 主side ページ6
操「ちょっと緋村！私の言うこと聞きなさいよ！」
剣心「…」
剣心は相変わらず黙り私の横を歩いている。
操「何よ！悪趣味な着物！ペケ傷！男女！廃刀令違反！」
…すごい言われよう。
剣心「操殿、煩いでござる。お主、家へ帰るのではないのか？」
操「いいの！…てか緋村達はどこに行くの？」
『京都よ。』
操「ならいいじゃない！私もだもん！」
剣心の顔がこわばる。
剣心「…マジでござるか。」
『あはは…どうする？』
剣心「このまま一緒に行くのは危険でござる…撒くか。」
操「え？」
そう言うなり剣心は私を横抱きにして茂みに入っていった。
操「あっ！待て！」
もちろん待たない。
『剣心、私走れるよ？』
私は申し訳なく思って聞くと
剣心「…この先は崖でござるから。」
『あっ…』
私達は崖で生き別れた。もうお互い離れたくない。
剣心はそう思ってくれている。もちろん私も。
何だか嬉しいような気恥ずかしいような感じがたまらなく幸せで、私は剣心の胸元に顔を埋めた。
愛しい鼓動が聞こえる。
『ありがとう、剣心。』
剣心は何も言わずににっこり笑う。
操「だから何でいちゃいちゃしてんのよー！！」
剣心「おろ！」
操ちゃん…早い。もう追い付いてきてる。
剣心「A、もう少し飛ばす。しっかりつかまっておけ。」
『ん。』
今でも十二分に速いのに…このおっさん凄いなぁ…
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (
レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ！すみません、ありがとうございます！ (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜！このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚姫 | 作成日時：2016年5月28日 8時
