八十七 ページ40
斎藤「志々雄は今日の十一時五十九分に攻撃を開始する。銀華、抜刀斎。そこでお前らの出番だ。」
剣心「斎藤、Aはもう刀を振れないんだ。拙者だけ行くでござるよ。」
斎藤の目が少し開く
斎藤「何?」
斎藤がAを見るが、Aは相変わらず仏教面である。
斎藤「…そうか、困ったな。お前を頼りにしてたんだが。」
『知らないわよ。』
斎藤「チッ…」
剣心「じゃあ、今夜の夕方七時、そこの橋へ行くでござるよ。」
斎藤「ああ。準備しておけ。」
斎藤はそう言うと出て行き、入れ替わるように左之助が入ってきた。
左之助「よお。剣心、A」
剣心「左之!」
『左之助、怪我は?』
左之助「大丈夫でぃ。ありがとよ。」
子供らしい無邪気な笑顔を見、剣心とAはつられて笑顔になる。
左之助「ところで今日の十一時が何だって?」
剣心「聞いていたのか。実は…」
左之助「ふんふん…へぇ、なるほどねぇ。俺も行くぜ。Aの分も働いてやらぁ。」
『左之助…』
剣心「では、お願いするでござるよ。」
左之助「おうよ!」
そこに薫と弥彦が加わった。
薫「安心して、剣心。Aさんは必ず守るから!」
弥彦「俺もここを守るぜ!」
剣心「薫殿、弥彦…かたじけない。」
お近「緋村さん!Aさん!薫さん、弥彦さん、左之助さん!」
薫「どうしたんですか?」
お近「翁が!翁が、目を覚ましたの!」
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ!すみません、ありがとうございます! (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜!このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月28日 8時