八十六 ページ39
翌朝
操「緋村！Aさん！お客さんだよ！」
操が元気よく襖を開けると
操「…何だ、まだ寝てる。」
剣心とAは、まるで子供のように互いを抱き合って眠っていた。
操「これは、起こさないほうがいいか。」
操は少し呆れたように笑うとゆっくり襖を閉じた。
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『ん…もう朝？』
剣心「そうだな。というか昼だ。」
『でござる。』
剣心「…でござる。」
『ふふっ！』
くだらなさにおかしくなってAが笑う。
そんなAを、剣心は肩肘を立て向き合う様な形になって愛おしそうに見つめた
『どうしたの？』
剣心「いや。可愛らしい御仁だなと。」
やわらかに微笑んでAの髪を梳く。
昨日切られた髪は長さがばらばらだった。
Aは真っ赤な林檎のようになった
『〜！…は、早く下に降りよう！お腹すいちゃった！』
急いで剣心から離れようとしたが、捕まった。
『なっ何？』
剣心「毛先が揃ってないから、切るよ。」
『あっ…じゃあ……お願いします』
さっきとは打って変わりおとなしく座るAに剣心はくすりと笑った
剣心「お願いされたでござる。」
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剣心「さあ、出来た。」
『うん。ありがとう。』
Aは自身の髪を触り、満足そうに笑った。
剣心「お腹空いたんだろう？早く行くよ」
剣心はAの手を引いて一階に降りた
「遅いぞ阿呆。」
剣心「おろ、斎藤。」
『うげっ…』
斎藤「何だと。」
操の言っていた客とは斎藤の事だったようだ。
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (
レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ！すみません、ありがとうございます！ (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜！このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚姫 | 作成日時：2016年5月28日 8時
