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八十一 ページ34

『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!』

剣心「静かにしろ。」

『だって痛いもの!か弱い乙女に何してんのよ!」

剣心「…手当てだが。」

Aの肋骨付近にはかなり固く包帯が巻かれている。

『こんなのじゃ動けないでしょ!」

剣心「A、俺がいつお前は動いていいと言った?」

『え、駄目なの?」

剣心「当たり前だ。」

『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!』

剣心がAの包帯を更に締める。

剣心「終わった。早く寝ろ。」

『…』

Aは無言で布団の上に座る。

どうやら剣心がやり過ぎたようで不機嫌である。

それを見兼ねた剣心はAの隣に座り、顔を覗き込むように見るとやわらかく微笑んで口付けた。

『…!』

突然のことにAは驚くしかできなかった。

剣心は名残惜しそうに口を離すとAを包むように抱き締めた。

剣心「Aが居るのが嬉しかったんだ。すまん、さっきはやり過ぎた。」

『…!ふふ、別にそんなに怒ってないわ。ごめん。』

Aは剣心を離すと互いの額をくっ付けて優しく言った。

そして互いの唇が再び近づき…

師匠「おいバカ弟子。遅いぞ。」

剣心「!?!!??!??!!??」

『!?!!??!??!!??』

重なる前に師匠が入ってきた。

師匠「お?お取り込み中だったか。すまんな。」

そしてニヤニヤして出て行った。

剣心「…あの……A?」

『…もういい、寝る。』

剣心「おろ。」

また1人、勘違いされた。

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設定タグ:るろうに剣心 , 緋村剣心   
作品ジャンル:アニメ
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ!すみません、ありがとうございます! (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜!このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月28日 8時

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