五十一 主side ページ4
操「緋村にAさん…あんた達見かけによらず凄いのね…」
操ちゃんが目を回しながら言う。
私は剣心に抱かれていたので何ともなかった。
『しっかし…派手にやったねぇ…』
私は剣心に小声で言う。
剣心「おろ…ここは知らないフリをして行くでござるよ。」
苦笑いじゃ済まないと思うんだけど…いっか。
操「まぁでもあたしの追いかけてる人の方が強いけどね！」
操ちゃん…まだ喋ってた。
操「何たって江戸幕府を守った人達だもの！」
その言葉に剣心が反応する
操「今頃何してんのかなー、蒼紫様！」
剣心「…四乃森、蒼紫…」
剣心がボソリとつぶやく。
操「あんた！蒼紫様を知ってるの！？」
操ちゃんが嬉しそうに目を輝かせる
そう言った操ちゃんを剣心は無視し、私の腕を掴んで歩き出した。
『えっと…？剣心？』
無言だ。操ちゃんが叫びながら追いかけてくる。
私自身、四乃森蒼紫は知っていた。御庭番衆のお頭で、滅法強い。
彼とは顔見知りでよく遊びに行ったりもした。
そんな彼に何かあったのか？
『蒼紫がどうしたの？』
剣心「！蒼紫を知っているのか？」
『？ええ、顔見知りなの。』
剣心「…そうか。」
剣心は少し怒ったような顔をしたがそのまままた無言になった。
『ねえ？どうしたの？黙ってちゃ分からないわよ。』
剣心「いや、ただ…」
ただ、何だというのだ。
剣心が少し目を逸らして言う。
剣心「少し妬いただけだ。」
『ふふっ…変なの。』
ちょっと和んだ。
操「何でそこでいちゃいちゃしてんのよー！！」
あ、忘れてた。
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (
レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ！すみません、ありがとうございます！ (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜！このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚姫 | 作成日時：2016年5月28日 8時
