検索窓
今日:32 hit、昨日:14 hit、合計:129,251 hit

七十二 ページ25

操「いや!Aさん、注目するのそこじゃないし!」

『すごい切れ味ね。この技術なら…』

剣心「ああ。」

操「あれ!?無視!?」

剣心「奥方、すまぬが青空殿を呼んではくださらぬか。」

「わかりました、ですが…」

青空「お客さん、私が青空です。今日はどんなご用件でしょう?」

剣心たちが話していると裏から青空が顔を出した。

「あ、あなた…」

剣心「青空殿に刀を一振り、打っていただきたい。」

青空「…その用件、勘弁してくれないでしょうか。」

「「『!!』」」

剣心「…理由を聞いてもいいでござるか?」

青空「今はもう明治。侍が刀を置いたように、僕も刀鍛冶は辞めようと思ったんです。今の平和を守るために。」

青空は伊織を抱き上げた。

伊織は無邪気に笑う。

青空「平和は好きです。誰だってそういうものでしょう。」

剣心「…無理なお願いをしてすまなかった。では、達者で。」

剣心は踵を返して帰ろうとする。

それを操が追いかけた。

操「ちょっ…ちょっと緋村!あんた、刀どうするのよ!刀が無かったら戦えないのよ!」

剣心「平和に暮らしている人々にもう刀は必要無いのでござるよ。」

剣心が後ろを向くと青空夫妻は頭を下げ伊織は……………Aに抱きついていた。

剣心「おろ!?」

『剣心、助けてくれ。この子めちゃくちゃ力強い。』

伊織「お姉〜!」

青空「こ、こら伊織!迷惑かけちゃダメだろう!」

青空は必死に伊織を引き剥がした。

青空「すみません…」

『いえいえ、ただ…この子は大物になりますよ。』

Aは夫妻の笑いを誘うとにっこり微笑んで剣心たちの元へ来た。

『さあ、行こう剣心。もうここに用は無いさ。』

剣心「ああ。」

操「私もちゃんといるからね!?」

剣心「おろ。そうだったのでござるか。」

『気付かなかった…流石くノ一。』

操「ムッカー!!」

七十三→←七十一



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
100人がお気に入り
設定タグ:るろうに剣心 , 緋村剣心   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ!すみません、ありがとうございます! (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜!このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月28日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。