六十九 ページ22
翁のお話も聞いて(本当に翁って名前だった！←)部屋へ案内された……が。
剣心「…えっと。」
『…操ちゃん？私の布団は？』
操「だって2人恋仲でしょ？布団は一組でいいかなって！」
『操ちゃん？怒るわよ。』
操「…っていうのは冗談で、今日はお客さんがいっぱいだから布団がないんだ…ごめん。」
剣心「いや、準備してもらってかたじけないでござる。」
『うん、布団がないならしょうがないわね。』
操「ごめんねー…じゃあ、おやすみ！」
勢いよく襖を閉め、操はさっさと自分の部屋へ帰っていった。
剣心「Aはここで眠っていろ。俺は何処でも眠れるから。じゃあおやすみ。」
『えっ…』
そう言うと剣心は部屋を出て行こうと立ち上がった。
『あっ、あの！』
剣心「うん？」
『…剣心もここに居て。』
剣心「え…」
そう言うAの顔はこれまでにないくらい真っ赤だった。
剣心「Aは、俺がいても休めるか？」
『うん、大丈夫。』
剣心「それじゃあお言葉に甘えて。」
剣心は座り直し、Aの膝を枕に寝転がった。
『剣心、膝好きだね？』
剣心「膝だけじゃない。Aの全てが好き。」
『もう…。おやすみ、剣心。』
剣心「ん…。」
剣心の顔にかかった髪を優しく梳くと彼は嬉しそうに小さく笑い、眠った。
子供のようなその仕草にAはくすりと笑った。
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (
レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ！すみません、ありがとうございます！ (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜！このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚姫 | 作成日時：2016年5月28日 8時
